2019年09月08日
身体の中から元気に&美姿勢になれる「疲労回復ストレッチ」
夏の疲れがたまり、消化不良や肌荒れ、冷えを感じている人も多いかと思います。筆者は、食欲は落ちても暑さをしのぐためにアイスを食べ過ぎ、冷えからくるポッコリお腹で不快な日々を過ごしておりました。
胃の膨張感に耐え切れず、今回ご紹介するストレッチを日々実践して、元気をとり戻しつつあります。
YOGAエクササイズディレクターの筆者が、同年代で体力が低下しているオーバー40thの皆さまにおすすめの「夏疲れ解消&美ボディに導くストレッチ」をご紹介します。
■女性におすすめ!疲労改善&美姿勢ストレッチ
一般的に女性は男性に比べて筋肉量が少なく子宮がある分、臓器が多いため、冷えや便秘、肌荒れに悩まされがちです。大事なことは、適度な運動を行って筋肉をつけ、冷えやすい身体と猫背を改善することです。
ですが、「なかなか運動する機会がない」という人も多いと思います。そんな人におすすめなのが、今回ご紹介するストレッチです。
特に、「座り姿勢が長い」「スマホを長時間使用している」という人は、背中が丸まり首や肩こりに悩んでいる人が多いです。また、背骨の前側に臓器が多いため筋力がない人は前かがみになりやすく、ますます猫背がひどくな流というケースも考えられます。
身体の内側から元気をとり戻す
ご紹介するストレッチは、骨盤の腸骨(おへその左右にある出っ張った両側の骨)を広げ、縮まったお腹を伸ばします。内臓の動きがよくなり、内側から元気をとり戻すことができます。
今回はブロックを使用していますが、折りたたんだブランケットや筋膜リリースのポールなど、さまざまなもので代用できます。
期待できる効果
・猫背の改善
・むくみ、冷え性の改善
・心身ともにリラックス
・疲労改善
・肌荒れ、便秘解消など
注意する点
腰を痛めている人は、無理のない範囲で実践しましょう。
実践回数&期間
1週間寝る前に実践してみましょう。心身ともに変化を感じるようになります。
「疲労改善&美姿勢ストレッチ」のやり方
ヨガ用のブロックや畳んだブランケット、厚めのクッションなどを用意しましょう。
(1)仰向けになり、ひざを立てて「仙骨(お尻の割れ目の少し上の骨)」をブロックに乗せます。腰にブロックを乗せると腰が反りすぎるので注意してください。
(2)足を伸ばします。両手を頭の先に伸ばして、お腹をゆっくり伸ばします。そのまま1分ほどホールドしたら、ブロックを外し両ひざを抱えて腰をストレッチしてください。
お腹が気持ちよく伸びるのを感じられると思います。両手の位置は肩の高さに伸ばしたりと、少しづつ形を変えながら深い呼吸とともにリラックスして行なってくださいね。
(株式会社ボディクエスト YOGAエクササイズディレクター 森和世)
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