ようやく心地のいい季節がやってきたのに、鏡に映る自分に輝きが足りなかったらがっかりしますよね。ですが、きびしい夏を乗り越えてきた身体は、やはり相当のダメージをうけているものです。
そんな今こそとりたい栄養素に「イミダゾールジペプチド」があります。ウエルネス＆ビューティーライターの筆者が、イミダゾールジペプチドの効能と簡単にとり入れられるレシピをご紹介します。
■「イミダゾールジペプチド」とは？
「イミダゾールジペプチド」とは、鳥類や魚類などの動物の筋肉に含まれている成分です。活性酸素の発生を抑えることにすぐれているため、疲労回復やアンチエイジング効果も期待できます。
まさに、「秋バテ」や「秋老け」対策には打ってつけの栄養素なのです。
■スポーツをする方にはとてもおすすめ
身体を動かすことが楽しい季節ですが、イミダゾールジペプチドは運動能力や運動の持久力をアップする効果期待できます。
スポーツをする日の朝食には、ぜひとり入れたいものです。
■鶏むね肉と、赤身の魚を頻繁に食卓へ
イミダゾールジペプチドがとれる食材には、鶏むね肉やまぐろ・かつおなどの赤身の魚があります。頻繁に食卓に乗せましょう。
また、時間がないという時は、コンビニで売っている蒸したチキンやツナ・かつおの缶詰を利用するのもおすすめです。
■「秋バテや秋老け対策におすすめのレシピ」3つ
(1)炊飯器で作る蒸しチキン
炊飯器で手軽にできるレシピです。パサつきがちなむね肉もしっとり仕上がります。
材料（1～2人分）
・鶏むね肉 1枚（250～300g）
・塩 小さじ1
・ブラックペッパー 適宜
・酒 大さじ2
作り方
（1）鶏むね肉は皮をはぎ、全体に塩とブラックペッパーを振ってよくもみ込んでおきます。
（2）耐熱用のポリ袋（ジップロックなど）に（1）と酒を入れてさらにもみます。
（3）炊飯器に（2）を入れて50℃程度の湯をかぶるくらい注ぎ、90分ほど保温状態にしておきます。
（4）むね肉をカットし、火が通っていれば完成です。まだ火が通り切っていなければ、さらに10～15分ほどそのまま保温をつづけます。
(2)まぐろのカルパッチョ
切り落としのまぐろを使って、野菜をたっぷりといただきましょう。ダイエット食としても優秀です。
材料（2～3人分）
・まぐろの切り落とし 200g
・サラダほうれん草 1束
・パプリカ 1個
・玉ねぎ 1/2個
・オリーブオイル 大さじ3
・バルサミコ酢 大さじ1
・すりおろし生姜 小さじ2
・しょうゆ 大さじ1
作り方
（1）サラダほうれん草は食べやすい大きさに切り、パプリカは細切りにしておきます。
（2）玉ねぎはスライスして冷水にさらし、よく水気を切っておきます。
（3）オリーブオイル、バルサミコ酢、すりおろし生姜、しょうゆをよく混ぜ合わせておきます。
（4）（1）と（2）を盛りつけた上にまぐろの切り落としを並べ、（3）を回しかければ完成です。
(3)かつおのそぼろ 生姜風味
ご飯のおともだけではなく、サラダや冷ややっこのトッピングなどにもお使いください。
材料（作りやすい分量）
・かつお（刺身用） 300g
・すりおろし生姜 大さじ2
・酒 大さじ2
・みりん 大さじ3
・しょうゆ 大さじ3
・塩 適宜
・ごま油 大さじ1
作り方
（1）かつおに塩をふり、10分ほど置きます。水分が出てきたらキッチンペーパーで拭きとり、ひと口大ほどに切っておきます。
（2）フライパンでごま油を熱し、（1）を加えて酒をふって炒め、火が通ったら一度とり出して菜箸などで細かくほぐします。
（3）（2）をフライパンに戻し、すりおろし生姜、みりん、しょうゆを加えて再度炒めます。汁気が飛んだら完成です。
秋は、1年のうちでも何事にもじっくりととり組める楽しい時期です。そんな季節をハツラツと過ごさないのはもったいないです。イミダゾールジペプチドを含む食材は、低糖質でダイエットにも効果的です。外食がちなあなたも、手軽なレシピでもっと元気と美しさを磨いてくださいね。
（ウエルネス＆ビューティーライター ユウコ
「脂肪燃焼ダイエット」「ハッピーラッキー美人の秘密2」など、これまで4冊の自著を刊行。食、メンタルケアなどを通じて生活と人生の質を高めるメソッドについて、多方面にて執筆中。ブログも毎日更新中。）
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【参考】
※イミダゾールペプチド – わかさ生活
