さまざまなブランドから新作も発売されて、ますます人気の「クッションファンデーション」。乾燥する季節でもうるおいが感じられるため、冬こそ使いたいアイテムです。
クッションファンデーションは、その独特の形状からほかのファンデーションとは扱い方が少し違います。
コスメコンシェルジュの筆者が、クッションファンデーションの良さを生かした塗り方をご紹介します。
■クッションファンデの特徴
クッションファンデーションには、以下の特徴があります。
・薄付きで肌がきれいに見える。
・美容液などが配合してあるものも多く、メイクをしながらうるおいを感じられる。
・手を汚さずに使用できるため、外出先でも使いやすい。
このような魅力が豊富なので、年齢を問わずさまざまな世代の人から支持を得ています。
その一方で、「思ったよりもツヤが出ない」「使い方がよくわからず厚塗りになってしまう」という声も聞きます。クッションファンデーションで理想的な肌へと導くには、ほんの少しのコツが必要です。
■クッションファンデーションを使ったツヤ肌の作り方
下準備は入念に
クッションファンデーションは保湿力が高いため、「少しくらいは手を抜いても大丈夫かも?」とスキンケアのステップを省いてはいませんか?
大人のツヤ肌作りには、下準備がとても大切です。いつも通りのスキンケアをしましょう。
美容液~乳液までを丁寧に塗った後の肌は、自然なツヤが出ます。もしも、ファンデーションがヨレてしまうなら、スキンケアがちゃんと浸透してない場合が考えられます。その場合は、時間をおいて肌になじんだのを確認してからファンデーションを塗るようにしてください。
下地が不要なクッションファンデーションもあります。その際にツヤっと感を出すには、パールが配合してある下地を薄く塗ると仕上がりが変わってきます。
ツヤを出す塗り方
下処理が終わったら、ファンデーションを塗っていきます。今回、筆者はジェリータイプのクッションファンデーションを使用しています。
パフに少量とり、トントンと置くようにして肌に馴染ませます。この時、パフをすべらせて塗るとマットな仕上がりになり、ツヤが出にくいです。
また、一度にたくさんの量を肌に塗ると、べったりとした厚塗りになるので注意が必要です。
自然なツヤが出て、肌がトーンアップしました。
小鼻や目の下などに塗りにくいと感じたら、パフを二つ折りにして先端の部分を使うと細かいところまできれいに塗ることができます。
クッションファンデーションのパフは汚れやすいため、毎日洗って清潔な状態を保ちましょう。筆者は、1か月ほど使用したパフでも使うたびに洗っているので、まだまだなめらかな表面です。
パフが汚れているときれいに塗れないだけではなく、肌の健康のためにもよくありません。毎日洗うのが面倒であれば、替えのパフとローテーションして使うと良いでしょう。
いかがでしたか? 空気が乾燥する時期におすすめのクッションファンデーション。最近はカラー展開も豊富にそろっており、自分に合うものが見つけやすくなってきました。ツヤ肌づくりで迷った時には、ご紹介したコツをとり入れてみてくださいね。
(美容ライター/コスメコンシェルジュ/ナチュラルビューティスタイリスト 稲毛登志子
日本化粧品検定1級を取得後、複数のwebメディアで記事を執筆。「女性はいつでも、いつまでも輝き続けられる」をモットーに情報を発信中。)
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