仕事の後にデートが入っているという時、「とりあえずメイクの上からファンデーションを塗って、パウダーをのせる」というような厚化粧スタイルになってはいませんか?
ヘアメイクやコスメコンシェルジュインストラクターのプロとして年齢に合わせた美を提案する筆者が、仕事後のデートに使えるメイク直し術をご紹介します。
■仕事後のデートに使えるメイク直し術
(1)ベースメイクを落とす
「夕方になると肌がくすんでいる」という方は、ファンデーションを足すより、一度、拭きとりクレンジングや乳液でベースメイクを落としてからメイク直しをすることをおすすめします。
メイクは時間がたつと酸化します。そこに皮脂や外気中のホコリなどが混ざるとくすみやすいものです。くすんだファンデーションが肌にのっている状態にファンデーションを塗っても、朝のメイクほど透明感はでません。
乳液でメイクオフ
乳液はクレンジングと同じような成分も入っているので、メイク落としの代用としても活用することができます。一度メイクを拭きとったら、保湿力の高い化粧水ミストをつけて肌を整えてから再度メイクをすると、薄化粧でも仕上がりがきれいに見えます。
急ぐ時はメイクの上から保湿力の高い化粧水ミストを満遍なくかけ、ティッシュで軽く押さえてからメイク直しをしましょう。
(2)マッサージをする
「日中に仕事で疲れて肌がむくんでいる」という方は、メイク直しの前と後にマッサージをしましょう。マッサージは、耳を回したり引っ張ったりするだけでもOKです。
耳の周りには顔に溜まった老廃物を流しやすくするツボがあるので、こまめに耳マッサージをするだけでも違います。耳マッサージの後に余裕があれば、耳下から鎖骨、鎖骨から脇に向かって手の平でさすると、さらにマッサージの効果アップが狙えます。
(3)立体感メイクをプラスする
「くすみやむくみをメイクでなんとかしたい」という方は、ハイライトとシェーディングを入れましょう。
くすみやすい頬や口周りにハイライトを入れ、むくみが目立つ輪郭部分にはシェーディングをプラスするだけで、透明感がアップしてシャープな印象に見えますよ。
メイク直しは、ちょっとした一手間で仕上がりが変わります。今回ご紹介した内容は組み合わせて使ってもOKなので、普段のメイク直しの際に参考にしてみてください。
(ヘアメイク/美容講師/コスメコンシェルジュインストラクター/ライター/美容師 mayu3
ヘアメイク、美容講師、コスメコンシェルジュインストラクター、ライターなどマルチに活動。ヘアメイクでは、企業から一般撮影、PV撮影に携わり、撮影会のイベントで全国をまわっている。)
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