飲み会のイベントが増えてくる時期ですが、みなさんはどんなメイク直しをしていますか? 実は、お酒を飲むと肌の状態が変わるので、メイク直しもいつもと変わってきます。
ヘアメイクやコスメコンシェルジュインストラクターのプロとして年齢に合わせた美を提案する筆者が、二次会前に3分でできるメイク直し術をご紹介します。
■お酒を飲む前と飲んだ後の肌状態の違い
普段、家でお酒を飲んでいる方も、忘年会やパーティーなどではつい飲み過ぎてしまいますよね。お酒は利尿作用があるので、適量以上飲むと飲む前よりも肌が乾燥しやすくなります。
また、お酒と一緒に食べるおつまみは、飲み会の席となると脂っこいものや塩分が多いものを摂りがちなので、Tゾーンや頬がテカる方もいます。
このように、一次会後の肌は、お酒を飲む前よりも乾燥しやすく、部分的に油っぽくなりやすいと考えてください。
■二次会前に3分でできるメイク直し術
(1)飲むと乾燥しやすい方
飲むと乾燥しやすい方は、くすんだり乾燥による化粧崩れを起こしたりしやすくなります。
肌が乾燥している時は油分も水分も少ない状態なので、メイク直しの時に保湿をしっかりすることが大切です。オイル入りのミストをつけると肌のうるおいをキープしてくれて、ツヤ感もアップします。
また、部分的に口周りや目周りなどの乾燥がひどい場合は、美容液オイルやバームを気になるところだけにつけることをおすすめします。
メイク直しの方法
パウダーを使うと、油分が抑えられて乾燥肌が目立ちやすくなります。
乾燥している時はパウダーを使わず、カバー力のあるコンシーラーを気になる部分だけに使うか、保湿力の高いファンデーションで直しましょう。
(2)飲むとテカリやすい方
お酒を飲むと肌がテカリやすい人は、過剰な皮脂が原因で化粧崩れしている可能性があります。そのため、メイク直しの時には、あぶらとり紙で余分な皮脂を押さえることがポイントです。
あぶらとり紙を使った後に、しっかりと肌に水分を与えることも大切です。オイリー肌になりやすい方は「油分が多めで、水分少なめの状態」なので、あぶらとり紙を使った後は、油分少なめの化粧水ミストでしっかりと水分を与えましょう。
メイク直しの方法
皮脂を抑えるパウダー系で直すことがおすすめです。ナチュラルメイクにしたい方は、ファンデーションをつけるよりフェイスパウダーをつけると厚塗りを防げますよ。
また、テカリやすい方は日頃から化粧品をノンコメドジェニック化粧品に切り替えることも一つの手です。ノンコメドジェニック化粧品はニキビの元になりにくい化粧品なので、テカリやすい方や吹き出物ができやすい方におすすめですよ。
お酒を飲んだ後の肌状態によって、メイク直しのポイントが変わります。お酒を飲んだ後の肌をチェックして、それに合わせたメイク直しをとり入れてくださいね。
(ヘアメイク/美容講師/コスメコンシェルジュ/ライター/美容師 mayu3
ヘアメイク、美容講師、コスメコンシェルジュインストラクター、ライターなどマルチに活動。ヘアメイクでは、企業から一般撮影、PV撮影に携わり、撮影会のイベントで全国をまわっている。)
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