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キュッと上がった小顔に!側頭筋をほぐすセルフマッサージ

エステティシャン
永松麻美

「側頭筋」という筋肉をご存知ですか? 頭の側面に広がる筋肉です。ものを噛む時に使う咀嚼筋のひとつであり、顔のたるみやほうれい線、エラ張りなどに関係する筋肉でもあります。

側頭筋がこっていると、セルフケアをしても結果が得られにくい場合があります。

キュッと上がった小顔に!側頭筋をほぐすセルフマッサージ

美容家の筆者が、そんな側頭筋のほぐし方をお伝えしていきます。

■「側頭筋」の場所と役割

「側頭筋」の場所と役割

こめかみあたりから、耳の上に広がる大きな筋肉が「側頭筋」です。ものを噛む(咀嚼する)時に使う筋肉です。

写真の赤い囲み部分に手をあてて、奥歯をぐっと噛み締めると動く場所の周辺になります。

「側頭筋」がこってしまうのはなぜ?

側頭筋がこってしまう原因の一つに「噛む」行為が挙げられます。

ただし、食べ物を噛むだけであればそこまで気にすることはありません。「歯軋り」や「食い縛り」「噛み締め」などのクセがあると、側頭筋がこりやすくなります。

ストレスや疲れなどが原因となって食い縛りが無意識に起きたり、筋肉が緊張することも、こりの原因につながります。猫背などの姿勢の悪さが一因になる場合もあります。

こりがひどくなると頭のハチ部分が張って顔が大きく見えたり、エラとともに発達したりすることもあります。

■側頭筋の簡単セルフマッサージ

側頭筋に指の腹をあて、写真の矢印方向に圧をかけながら円を描きながら持ち上げるようにマッサージをします。握力がない人は、上下に揺らすだけでもOKです

側頭筋に指の腹をあて、写真の矢印方向に圧をかけながら円を描くように軽く持ち上げながらマッサージをします。あまり強く押せない人は、上下に揺らすだけでもOKです。

指だとやりづらいという人は、写真のようにグーの手で行ってもOKです

その場合、四指の第一関節から第二関節の間の面を頭皮にあてましょう

指だとやりづらいという人は、写真のようにグーの手で行ってもOKです。その場合、四指の第一関節から第二関節の間の面を頭皮にあてましょう。

3分くらいやると筋肉もほぐれ、顔もポカポカとしてくるでしょう。手が痛い場合は1分から始めてみてください。

注意点

頭皮の表面だけのマッサージだと、側頭筋への効果が感じられないので、しっかりと筋肉にアプローチできるようにグッと圧をかけることがポイントです。

側頭筋の状態は、目尻の下がり具合、エラやほうれい線、ゴルゴ線、フェイスラインの崩れにも関係します。側頭筋のマッサージは、たるみやシワ対策のファーストステップともいえます。側頭筋がこらないようにほぐし、すっきり小顔を手に入れてくださいね。

(美容家・エステサロン&スクールSUHADA主宰 永松麻美)

 

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