「年々、何だか肌が分厚く硬くなってきた気がする」「スキンケアが浸透していかない気がする」といったお悩みはありませんか? これは、誰もが皆通るであろうことで、不思議なことではないです。
これを回避する、または少しでもポジティブに方向転換するには、スキンケアのひと手間が大切です。
美容、健康、ファッションで、皆さまのライフスタイルにいま以上の笑顔を増やす方法をご提案するクポノライフデザイナーの筆者が、肌が硬い・スキンケアが入っていかない気がするといったお悩みの原因と解決に導くコツをご紹介します。
■「肌が硬くなる」「スキンケアが入っていかない」と感じるのはなぜ?
「肌が硬くなる」「スキンケアが入っていかない」といったお悩みには”光老化”というものが関係している場合が多く、年齢と紫外線が原因につながっています。
肌は紫外線から細胞を守ろうと「メラニン」を出します。
冬が近づき肌代謝が落ちて剥がれるべき角質が剥がれずに角質が厚くなると、肌がくすみやすくなります。また、加齢による肌代謝の低下も重なると、年齢とともに余分な角質が残り蓄積していきます。
「肌が分厚くなる?」と思われるかもしれませんが、角質が肥厚するとスキンケアが浸透しにくくなります。保湿が足りてないと、ターンオーバーもより遅れてしまうという悪循環になってしまいます。
■アラフォー女性のお悩みを解決するには
洗顔後のスキンケアにひと手間を
余分な角質を除去するために、拭き取り化粧水や顔の角質取り用のパットを活用してみてください。
ポイントは、あくまでも”なでる“ように行うことです。絶対にこすってはいけません。せっかくくすみを除去しようとしているのに、こすってしまうと色素沈着やくすみの原因につながってしまいます。
敏感肌の人が拭き取り化粧水や顔の角質取り用のパット毎日使用してしまうと、逆に肌を傷つけてしまう可能性があるため、週に2〜3回から試すようにしてください。
保湿を徹底する
余分な角質をとった後は、いつもよりも念入りに保湿することが大切です。
化粧水を何度も重ね付けするのも良いのですが、手っ取り早く「フェイスマスク」を毎日使用してみてください。ミルクや油分系のフェイスマスクではなく、ローション系のフェイスマスクを選ぶようにしましょう。
家と外で紫外線対策を重視する
室内でも紫外線を浴びてしまうことをご存知ですか? 紫外線を完全には防ぐことはむずかしいです。1日に何度も念入りなUVケアをできている人は少ないでしょう。
なので、今までよりも、より日焼け止めの塗り直しをするように心がけてみましょう。2〜3時間に1回を目安に塗り直してみてください。
■最低でも1ヶ月以上は続ける
上記でご紹介した内容が面倒だと感じてしまうかもしれませんが、肌が努力に答えてくれるまでは1ヶ月以上が必要です。1〜2回やってみただけで面倒だなとやめてしまわないように、根気よくがんばってみてください。
ケアを続けることで角質の肥厚やくすみだけではなく、毛穴が引き締まるなどの変化を感じる場合もあります。丁寧なスキンケアを行い、いつもよりも肌をいたわってあげてください。
(クポノビューティー代表。美容研究家、美容ライター 星 ゆうこ
10年以上アパレル勤務後、2014年に独立。在勤中にスクールに通い基礎医学やホリスティック医学を学ぶ。美容&ファッションライターや化粧品&サプリメントの商品開発&経営のコンサルタント業を行う。)
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