美容ライターであり、美容研究家でもある筆者の朝のルーティーンをご紹介します。つやプラ世代の方の、未来の健康や美のために参考にしていただけると嬉しいです。
■8:30(起床・歯を磨く・お水を飲む・お湯を沸かす)
起きた時の口の中は菌が繁殖している状態なので、まず歯磨きをします。
ホワイトニング トゥースペースト <シルクパウダー>/made of Organics
オーガニックの歯磨き粉は「シリカ」で歯の表面を研磨するものが多いのですが、こちらはシリカさえも使わず「シルクパウダー」でホワイトニングをします。筆者がひたすらリピートしているアイテムの一つです。
(25g 税抜価格800円/100g 税抜価格1,600円)
そして、起きたての身体は水分が足りず血液が濃くなっている場合もあるので、常温のコップ1杯の水を飲むようにしています。冬は白湯を飲んでいます。腸を刺激して動かす役割も期待できます。
白湯と冷たいお水どちらがいいのか
考え方の違いであって、結論からするとどちらでもOKです。
中医学で「白湯」は内臓の冷えを防ぎ、陰陽のバランスを整えると考えられています(陰と陽のバランスを崩すと、病気になりやすいと考えられている)。アーユルヴェーダでは、お湯を沸かすという行為自体が自然界と同じ火・水・風の要素で成り立っていて、全ての要素を満たしていてバランスが良いといわれています。
西洋医学では、腸を動かすため刺激を与えるという意味では、冷たくても温かくてもどちらでも良いのだそうです。
■8:40(コーヒーを淹れる・プロテインを作る)
朝はバタバタしたりしているので、オーガニックインスタントコーヒーかプロテインをいただきます。朝だけ、ミネラル豊富で低GIな有機ココナッツシュガーと、オーツミルクかアーモンドミルクをコーヒーに入れます。
朝だけにしている理由は、コーヒーを日中もよく飲むので、毎回ココナッツシュガーやミルクを摂取していると取り過ぎになってしまう可能性も考えられるので、朝だけに限定しています。
また、筆者の場合ナッツはアレルギーになってしまう可能性も考えられるため、大量に摂取しないようオーツミルクとアーモンドミルクを交互に購入するように気をつけています。
※筆者は、今年のはじめから遅延型アレルギーの検査結果で反応が出ていた、卵・乳製品・グルテン・ヨウ素を抜いた食事をするよう医師より指導を受けているため、それを続けています。
美容と健康のために、プロテインは朝に飲む
というのも、寝ている間にタンパク質が細胞の修復に使われてしまうので、効率よくタンパク質を補給するために朝にプロテインを飲むようにしています。
オーガニック スーパーグリーンズ&プロテイン/サンフード
こちらのプロテインに、「乳酸菌」と「スーパー酵素First」、「スピルリナ パウダー ON-MEALS」をプラスしてお水で割ります。ミルクや豆乳などで割ってもOKです。
このプロテインには元々、乳酸菌や酵素、スピルリナが入っている商品なので本来は入れなくても良いのですが、筆者は腸内環境を整え、タンパク質やビタミン、ミネラルをより摂取したいので追加しています。
常温の水で割ると飲みにくいので氷を1つだけ入れて一緒にシェイカーで振り、ほんのり冷たいくらいにして飲んでいます。
(227g 税抜価格4,500円)
■8:45(朝ごはん食べる)
朝はフルーツやプロテイン、コーヒーだけにしている人も多いと思いますが、食事の回数が減ることで噛むことが少なくなるため、唾液の量が減ってしまう可能性が考えられます。
そのため、筆者は朝ごはんも食べるようにしています。
唾液の量が減るとNGな理由
唾液に含まれている「アミラーゼ」という酵素はデンプンの分解をサポートする酵素で、噛むことで食べ物と混ざります。その混ざったものが胃へ運ばれアミラーゼの活性が胃でも続きます。しかし、唾液量が減り口が乾いていると、ウイルスや菌が繁殖しやすくなります。
つやプラ世代の女性は特に、仕事や家事、育児と忙しい世代です。食事の時間さえも自分ではなく家族を優先させてしまったり、「よく噛んで食べる」ことを意識することがむずかしいかもしれません。ですが、「噛む」ということは健康や消化だけではなく、歯の健康にも関わってくる大切なことです。これから先の未来の健康を考え、よく噛んで食べるようにしましょう。
朝ごはんは、納豆・お味噌汁・ご飯もしくは、オーツミルクかアーモンドミルクでグラノーラを食べるか、ハワイで買いだめしてきたグルテンフリーのパンケーキのどれかにすることが多いです。
以前は、納豆を食べる時に韓国ノリや卵入れていましたが、現在は弥冨農園の糸島ねぎ油をプラスするか、キムチとごま油、有機つゆの素をいれてアレンジしています。また、本来であれば納豆は夜食べる方が効果を発揮してくれますので、朝に納豆を食べなかった時は夜に食べるようにして、1日1回は食事のどこかに納豆をとり入れています。
筆者は子どもの頃から便秘を繰り返してしまう体質なので、腸内環境を整えるためにも発酵食品や食物繊維をとるようにしています。タンパク質の摂取量が少ないとも医師から注意を受けているので、タンパク質も意識してとり入れています。
インナービューティーとアウタービューティーのどちらからもアプローチしていくことが、つやプラ世代には欠かせない美容法です。
■9:20(シャワーを浴びる・ドライヤーをかける)
筆者は髪が太くて量も多いといわれることもあるのですが、寝るとペタンコになってしまうので朝は必ずシャワーを浴びるようにしています。目もぱっちりと覚めますよ。
しかし、本来であれば髪は夜に洗う方がおすすめです。なぜなら、寝ている間に頭皮の脂は出てきているので、朝ブラシでとかすことで髪にいきわたり、天然の日焼け止めのような効果も期待できると考えているからです。
また、ドライヤーでブローをする時も温風とクール機能を使い、髪を持ち上げて根元を乾かすようにすると髪が根元から立ち上がりやすいです。
その後、ヘアケアやメイクをします。
■10:25(サプリメントを飲む)
朝は、健康と美容のために高い抗酸化作用を期待できるサプリメントを飲みます。
フードプライマー/ヌーディモア
疲れている時は、画像左の商品を活用します。
ウコンのサプリメントで、肝機能を高める効果が期待できます。「なぜ朝に?」と思うかもしれませんが、肝機能を活性化することで疲労回復効果が期待できます。
(30日分 税抜価格4,713円)
有機枸杞(クコ)ジュース/八仙
滋養強壮効果が欲しい、元気が出ない、目が疲れている時は、画像右のクコジュースを飲んでから仕事をはじめます。
クコの実には必須アミノ酸を含む18種類のアミノ酸や、ゼアキサンチンといった目の健康をサポートする成分も含まれています。筆者はそのまま原液を飲んでしまいますが、ソーダや水で薄めて飲むと甘くて美味しいのですよ。
(500ml ノープリントプライス)
忙しい朝は、自分自身のことを後回しにしてしまいがち。しかし、今日の行動や食品、化粧品のチョイスが、未来の自分を作っていきます。性格は顔に出たり考えは具現化されていきますから、まずは楽しみながらポジティブな気持ちを忘れずにしましょう。できるところから少しずつ参考にしていただけると嬉しいです。
(クポノビューティー代表。美容研究家、美容ライター 星 ゆうこ)
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【参考】
※ホワイトニング トゥースペースト <シルクパウダー> – made of Organics
※オーガニック スーパーグリーンズ&プロテイン – サンフード
※フードプライマー – ヌーディモア
※有機枸杞(クコ)ジュース – 八仙
※クコ – わかさ生活