すっかりマスク生活が定着しましたね。もともと寒い季節にはマスクをする習慣のある日本人ですが、今では蒸し暑い夏の期間や仕事中、運動中もマスクをするようになりました。
そんなマスク生活をしていると、知らないうちに呼吸が浅くなっていたり「口呼吸」になっていることに気がついていますか? 呼吸が浅くなると猫背になりやすく、肩こりや気分の不調を引き起こす場合もあります。
フィットネス美トレーナーの筆者が、マスクをしている時に注意したい呼吸についてご紹介します。
■「口呼吸」に要注意
マスクは身体を守るためや菌をまき散らさないために大切なものですが、マスクをしている時の呼吸に意識を向けてみてください。マスクをしていると息がしにくいので鼻ではなく口から呼吸をする「口呼吸」になっていたり、呼吸が浅くなってはいませんか?
私たちの鼻の中は、鼻毛が生えていたり粘膜がありますよね。これらは私たちが鼻から空気を吸う時に、空気清浄機や加湿器などの役割をしています。
しかし口呼吸をしてしまうと、空気清浄機や加湿器を通さずにほこりや乾燥した冷たい空気が身体の中に入ってきてしまいます。冷たい空気を口から吸うと身体が冷え、のどが乾燥したりドライマウスになってしまう場合もあります。冬は体調を崩しやすい時期でもあるので、口呼吸にならないように意識しましょう。
■「浅い呼吸」は身体の不調を招く!?
マスクをしていると圧迫感があるので呼吸がしづらいですよね。マスクをしている最中に、呼吸が浅くなってはいませんか? 浅い呼吸が続くと身体に十分な酸素をとり込みにくく、イライラや冷え、肩こり、むくみ、疲労感などの不調を招く場合があります。
また、姿勢が悪いと浅い呼吸になりやすいです。マスクをしている時に浅い呼吸になっている人は、気がつかないうちに背中が丸くなっていたり、猫背ぎみになっているかもしれません。
マスクをしていても正しい姿勢をキープし、しっかりと呼吸をするように心がけましょう!
(フィットネス美トレーナー MIKA)
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