湿度も高く気圧の変化も多いこの時期は、心身のバランスが崩れがちなとき。イライラ、クヨクヨとした気分から、食べ過ぎに走りやすくなります。そんなときにとり入れたいのが「小魚」です。
ウエルネス&ビューティーライターの筆者が、罪悪感なく間食にとりいれやすい小魚の活用法と、手軽なレシピをご紹介します。
■気分のゆらぎで太りやすくなる!?
今の季節は自律神経が乱れやすく気分も安定しにくいので、ストレスを感じやすい時期です。すると、心を落ち着かせようと甘いものなどの間食に走ってしまい、夏を前にして体重が増えるケースが多いもの。
この時期のダイエットは、気分のゆらぎを抑えることから考えましょう。
■「ストレス食べ」には、高カロリーなものが選ばれがち
ストレスを解消するためには、口当たりがよくて満足感が高いスイーツや揚げ物、ピザ、パスタといった高カロリーで高脂肪な食べ物が選ばれがちです。
こうしたものを頻繁に食べないよう、日頃から心を安定させておきたいところです。
■カルシウム・マグネシウムを十分に
ストレスを和らげるために欠かせない成分は、「カルシウム」と「マグネシウム」です。どちらも不足しがちな栄養素ですから、心がけて摂取しましょう。
また、更年期の不調改善にも役立つミネラルでもあります。
■手軽につまめる「小魚スナック」で補う
「カルシウム」と「マグネシウム」を摂取するために、間食代わりに手軽にとれる”小魚スナック”の常備がおすすめです。ちょっと口寂しくなったときに、お菓子の代わりにつまみましょう。
「鉄」や「亜鉛」「たんぱく質」も豊富に含まれているので、バランスのよいおやつになります。また、よく噛むことで満腹中枢も刺激され、食べ過ぎ防止にも役立ちます。
■「小魚スナック」レシピ
手軽に作ることができる「小魚スナック」のレシピをご紹介します。
材料(作りやすい分量)
・小魚 100g
・酒 大さじ2
・てんさい糖 大さじ3
・すりごま 適量
作り方
(1)小魚は乾煎りして、一度とり出しておきます。
(2)鍋に酒、てんさい糖を入れて加熱し、てんさい糖が溶けたら火を止めて(1)とすりごまを加えます。
(3)全体をよくからめれば完成です。
そのほか、コンビニやスーパーでも「アーモンドフィッシュ」や「食べられる煮干し」といったスナック風の小魚が売られていますので、おやつにはぜひこういったものを積極的に選んでください。心をおだやかに整えることも、大事な美容法のひとつです。
(ウエルネス&ビューティーライター ユウコ)
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