痩せたい、でもハードな運動はしたくないし、そもそも続いた試しがない…そんな女性にこそぜひ知っておいてほしい! ダイエットや美容健康のプロが教える「自然とヤセ体質になれる方法」を、人気記事の中からまとめてみました。痩せるために意識を変えていくコツや、痩せやすい身体作りのポイントなど、運動せずにスリムな美ボディを手に入れたい女性必見です!
■必要なのは「紙とペンと想像力」!ダイエットを成功に導く方法
ステップ1:痩せたときの「メリット」を書き出す
痩せたいと願うなら、まずは自分が痩せたときのことを想像してみましょう。そして、痩せるための努力がもたらすメリットや、効果を箇条書きにしてみましょう。すると、なぜ痩せたいのかという理由が明確になり、目標に突き進む強い気持ちが生まれるはずです。憧れの服を着ている自分を想像する、もしくは実際にその服を見えるところに掛けておくのもいいでしょう。
ステップ2:痩せなかったときの「デメリット」を書き出す
次は上記の逆、つまり「痩せることができなかった」ときのデメリットを想像して書き出します。おしゃれができない→好きな人にアタックできない、など具体的なストーリーがあると、よりベターです。最終的に「これだけは避けたい」というものが明確になり、そのための努力が惜しくなくなります。
ステップ3:メリットのために「何ができるのか」を書き出す
それでは、痩せたときのメリットを踏まえて、まず自分には何ができるのかを書き出しましょう。「運動する」などといった抽象的なことではなく、「毎朝腕立て10回」など、習慣にしても厳しくない程度にすることがポイント。たくさん書き出しておけば、何かひとつ続かなくてもこのストックから新たなことを始められますね。
ステップ4:「いつ」行動するのかを決める
やるべきことを書き出したら、次にそれをいつ行うのかを決めます。例えば「腕立て10回を毎朝8時から」「入浴時にマッサージ」など。行動に伴って時間を作る努力も大切です。今日は無理かも、と思ったら痩せた時のメリットと痩せなかった時のデメリットを思い出して、できる限り実践を試みましょう。いつかそれが習慣になって苦ではなくなります。
■ダイエットなし!「お風呂+睡眠でヤセ体質になるコツ」4つ
今年こそダイエットして痩せたい! と思っている人はいませんか? 特別な努力をしているダイエット期間が終われば普段の生活。生活が元に戻ると、体型も元に戻ってしまいがちです。本当に痩せたいのなら、ヤセ体質に導く生活を持続させる必要があります。そこでホリスティックビューティインストラクターである筆者より、お風呂と睡眠を効果的に活用してヤセ体質になるポイントをご紹介します。
「お風呂」と「睡眠」を活用するだけで、ダイエット向きの身体に!
お風呂に入り体温が上昇すると、中性脂肪が減っていくことが分かっています。また、良質な睡眠を十分とることで食欲抑制ホルモンの「レプチン」が多く分泌され、自然と食欲が減るという説も。さらに、心地よい入浴は心地よい睡眠を招くため、ヤセ体質に近づくには、この2つの習慣を正しく組み合わせることがポイントになるわけです。
食事とお風呂、どっちが先?
入浴と食事の間は、最低30分は空けるのが◎。たとえば食後すぐにお風呂に入ると、消化のために集まった血液が無理やり全身に巡ることになり、消化活動に支障が出ます。逆に、食前にお風呂に入ると、全身に散らばった血液を消化器官に集めるのに時間がかかり、同様に消化活動が抑制されてしまうのです。食べたものをきちんと消化させることは、ヤセ体質になる重要ポイント。
ベッドに入るのはいつがベスト?
良質な睡眠をとるには、寝入りに起こる深い睡眠「ノンレム睡眠」を上手に導く必要があります。人が眠くなるタイミングは体温が緩やかに下がるとき。そのため、入浴後すぐにベッドに入ってしまうと身体がほてり、上手く眠りにつけません。入浴後からベッドに入るまでの数時間は、軽く雑誌を見たり、ストレッチをするなどして過ごしましょう。
「リラックス値」を最大に持っていくには?
身体が温まったところで、心身をさらにリラックスさせるには「香り」の力を使うのがベスト。お好きな香りのアロマやハーブを用意してゆっくり呼吸をすれば、一気に眠りにつくことができます。眠っている間も身体はカロリーを燃焼しているので、睡眠不足はヤセ体質から大きく遠ざかるので要注意!
■「ヘッドマッサージ」でも暴飲暴食を防げる!?
漢方では、ヘッドマッサージをすることで暴飲暴食を防ぐことができ、ダイエット効果が上がると言われています。
暴飲暴食は「気」の巡りに関係している
まず、東洋医学にある生命活動のエネルギーとして「気」という概念がベースにあります。本来は血液などと一緒に全身を巡り、身体にやる気や元気を届けて心身の健康を保つのに大事な働きをしていると考えられています。しかし、ストレスが続くと「気」が全身を巡らず、のぼせやほてり、イライラなど、首筋、肩こりなどの頭周りに「気」が集中する状態に。そうなると本来、全身を巡っていなくてはいけない分を補うため、身体がお腹の「気」を満たそうと暴飲暴食をしてしまうのです。このような行動を防ぐための手段のひとつとして、ヘッドマッサージがあるのです。
ヘッドマッサージで暴飲暴食を防げるワケ
ヘッドマッサージをすると、頭周りに上がり過ぎた「気」を全身に巡らせ、お腹を満たすことが可能になります。これが、ヘッドマッサージにはダイエット効果があるといわれる所以。特に女性は、男性よりも「気」が上がりやすい傾向があるので、ストレスを感じたら、こまめにヘッドマッサージを取り入れてみてください。
■プロ直伝「ダイエットに効果的な香り」
「香りでやせる」って本当なの?
フルーツやハーブの香りには、心身をリラックスさせたり、気分をスッキリさせたりする効果があるのはご存知ですよね。香りの効果はそれだけではありません。アロママッサージが痩身サロンで活用されているように、嗅ぐ・触ることで脂肪の分解や燃焼を促進してくれる働きもあるのです。さらに、イライラする気持ちを落ち着かせて、食べすぎの防止や代謝のアップ、むくみの解消など、ダイエットにはうれしい効果がたくさん! これからご紹介する香りは、ダイエットに特に有効です。
脂肪燃焼に◎!色々使える「グレープフルーツ」
グレープフルーツの香りを嗅ぐと、頭がスッキリして爽快な気分になります。この香りが脳に伝わり、体を活動的な状態にする交感神経を刺激されます。脂肪燃焼効果を高めるホルモンが分泌し、運動していなくても、脂肪を燃やしてくれるとまで言われています。グレープフルーツの皮を小さくちぎって、お風呂に浮かべれば、さわやかな香りのアロマバスになり、ネットに入れれば後片付けもラクラク! ポプリを作ると、インテリアやお部屋の芳香剤にも活用できますよ。好みの精油をたらし、保留剤を加えれば長持ちします。
無理な食事制限やハードな運動は、逆にリバウンドのもとになることも少なくありません。日常的に運動を習慣づけるのが難しい人でも、今回ご紹介したコツを実践すれば、自然とヤセ体質になっていくことができるはず! 過食に走ってしまいそうな時には、マッサージやアロマを取り入れて身体をリラックスさせてあげてくださいね。日々のストレスとも上手に付き合っていきましょう。
(つやプラ編集部)
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