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花粉症の救世主!?「べにふうき茶」の効果的な飲み方って?


三浦 絵里子

風に春のぬくもりが感じられる3月。草花の芽生えも美しく気持ちのよい季節ですが、同時に花粉症さんにとっては辛い時期でもありますよね。もちろん薬を飲めばくしゃみも鼻水もおさまりますが、ナチュラル志向のエイジング世代にとって毎日薬を飲むのには抵抗があるのでは? そこで今回は、ホリスティックビューティインストラクターの筆者が、花粉症の強い味方と言われる「べにふうき茶」の効果的な飲み方をご紹介します!

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■「べにふうき茶」ってどんなお茶?

緑茶にウーロン茶、そして紅茶の葉は、すべて同じ種類であるツバキ科の「チャノキの葉」になります。この葉をどれだけ発酵させるかによって風味が変わり、緑茶(不発酵)、ウーロン茶(半発酵)、紅茶(完全発酵)ができ上がります。 「べにふうき茶」もこれらと全く同じ葉であり、緑茶に分類されます。

 

■べにふうき茶の「抗アレルギー作用」って?

緑茶には、抗ガン作用や抗コレステロール作用を持つ強力な抗酸化物質の「カテキン」という成分が含まれています。しかし、べにふうき茶は他の緑茶に比べて「メチル化カテキン」という抗アレルギー作用のある成分が豊富。この発見により、花粉症などの症状に多用されるようになりました。

 

■べにふうき茶の「効果的な飲み方」とは?

上記で説明した「メチル化カテキン」は高温で溶け出すことがわかっています。よって、茶葉であれば熱湯で5分ほど煎じるのがGOOD。即効性も期待できるので、花粉症状がひどい方であれば、朝出かける前、ランチ、午後のお茶など、何回かに分けて飲むのが正解。味が渋くてたくさん飲めないという方は、はちみつやショウガなどを入れてアレンジすることもできますよ。

花粉症である筆者の姉は、この時期「べにふうき茶」を手放せません。また花粉症以外では、咳や鼻水など風邪の諸症状などに使ってもOK。上手に活用してみてください。
(ホリスティックビューティインストラクター Eriko)

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【参考】
※林真一郎著(2007)『メディカルハーブの事典』(東京堂出版)
農業・食品産業技術総合研究機構

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