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更年期の乾燥対策に食べるべき食材9つ

美容ライター
ユウコ

更年期のお悩みはさまざまですが、なかでも肌の乾燥にお困りの方も多いようです。保湿をきちんと行うとともに、肌にうるおいをもたらす食材を欠かさずとるよう心がけましょう。

更年期 女性 食事

ウエルネス&ビューティーライターの筆者が、乾燥対策におすすめの食材とその食べ方をご紹介します。

■どうして更年期は肌が乾燥しやすいの?

肌のうるおいや弾力は「コラーゲン」や「ヒアルロン酸」によって保たれていますが、これらの物質の産生には女性ホルモンである「エストロゲン」が深く関わっています

ですが、更年期を迎えるとエストロゲンの分泌がされにくくなるため、肌の乾燥を招きやすくなってしまうのです。

■身体の中からうるおいを生み出す

肌の乾燥対策は、保湿力の高いスキンケアコスメだけでは不十分です。

きちんと、身体の中からもうるおいを生み出す栄養素をとりましょう。相乗効果で乾燥肌の改善に近づけます。

■乾燥対策に食べたい食材とその食べ方

大豆・大豆製品

エストロゲンと似た働きをする「イソフラボン」を含む大豆や大豆製品をとっていきましょう。納豆や豆腐、味噌など、毎日どれかひとつは食卓に乗せてください。

そして、大豆を炒って挽いた「きな粉」もおすすめです。牛乳やヨーグルト、シリアルなどにかけて食べると、手軽にイソフラボンが摂取できます。

豚足・鶏の軟骨・鶏皮

どれも「コラーゲン」が豊富にとれる食材です。豚足や鶏の軟骨は家庭で料理する機会は少ないものですが、お惣菜店などで見かけたらぜひ購入してみてください。

スーパーで手軽に買える鶏皮を使った常備菜のレシピをご紹介します。

鶏皮とパプリカの塩昆布和え

コラーゲンは「ビタミンC」と一緒にとることで吸収率がアップします。ビタミンC豊富なパプリカを使った手軽な和え物です。ピーマンで代用してもいいでしょう。

材料(作りやすい分量)

・鶏皮 2~3枚

・パプリカ 2個

・塩昆布 ひとつまみ

・ポン酢 小さじ1

・オリーブオイル 小さじ1

・こしょう 適宜

作り方

(1)鶏皮は細切りにして、フライパンで油をひかずにカリカリに炒めます。この時に出た脂は捨てておきます。

(2)パプリカも細切りにして、オリーブオイルをひいたフライパンで炒めます。

(3)(2)に(1)を加えて、塩昆布とポン酢を振りかけて和え、こしょうを加えて味を調えたら完成です。

牡蠣・レバー・玄米

いずれも、「亜鉛」を豊富に含む食材です。

細胞の生まれ変わりを助ける働きがあり、亜鉛が不足すると肌のターンオーバーの乱れを招く場合があります。日常的に不足しがちな栄養素ですので、心がけてとりましょう。

缶詰の牡蠣の燻製やオイル漬け、レバーペーストなどの買い置きもおすすめ。また、白米ではなく、玄米を食べる日を増やしてもいいでしょう。

きくらげ

中華料理でおなじみのきくらげは、細胞の新陳代謝を助ける「ビタミンB2」が豊富に含まれています。健康な皮膚を作ったり粘膜を保護する働きもあり、乾燥対策としてぜひとり入れたい食材です。

きくらげを使った手軽にできるサラダのレシピをご紹介します。

きくらげと白菜のサラダ

材料(作りやすい分量)

・きくらげ(乾燥) 10g

・白菜 2~3枚

・ごま油 大さじ2

・酢 大さじ1

・すりごま 大さじ2

・しょうゆ 小さじ1

・塩、こしょう 適宜

作り方

(1)きくらげはお湯で戻し、細切りにしておきます。白菜も同様に細切りにしておきます。

(2)ごま油、酢、すりごま、しょうゆを混ぜ合わせたら(1)を加えて和え、塩、こしょうで味を調えれば完成です。

更年期の不調は、“このあたりで自分の身体をゆっくり見直しましょう”というサインの意味ももっています。これからの人生を健やかに生きていくためにご自身の心と身体を丁寧にケアして、さらなる新しい美しさを生み出してくださいね。

(ウエルネス&ビューティーライター ユウコ)

 

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【参考】
イソフラボン – わかさ生活
亜鉛 – わかさ生活
キクラゲ – わかさ生活

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