つやプラ

つやっときらめく美をプラス

肌の若返りに◎キャベツを美味しく使い切る食べ方5つ

インナービューティー料理研究家
國塩亜矢子

プロフィール画像(國塩さん)

身近な野菜のひとつである「キャベツ」。

年中手に入りますが、冬のキャベツはしっかりと重みがあり葉がギュッと詰まっているのが特徴です。煮物や炒め物、生食と調理幅も広く、どんなジャンルの料理にも合わせやすい味わいです。

キャベツ

インナービューティー料理研究家の筆者が、キャベツの使いきりアイデアと押さえておきたいキャベツの栄養をご紹介します。

■キャベツを丸ごと使いきるアイデアレシピ5選

(1)旨味たっぷりキャベツサラダ

ざく切りにしたキャベツを少量の塩昆布と一緒によく揉みます。出てきた水分を捨て、仕上げに削り節を全体に和えれば完成です。

程よい塩味と鰹&昆布の旨味がやみつきになる簡単サラダです。

(2)キャベツの卵とじ

細切りにしたキャベツをごま油でさっと炒めたら、溶き卵を加え全体をよく和え炒めれば完成です。お弁当のおかずや、「あと一品欲しい」というときに便利です。

細胞の材料となる「たんぱく質」や不足しがちな「カルシウム」もしっかり補給できる一品です。

(3)たっぷりキャベツとうす揚げの味噌汁

細切りにしたキャベツと油抜きをしたうす揚げを、味噌汁の具材としてたっぷり加えるだけ。忙しい日はインスタントの味噌汁にキャベツを足すだけでもOKです。

「ビタミンC」は水溶性のため、汁ごとのみ干せる味噌汁なら損失量が少ないです。

(4)キャベツたっぷりお好み焼き

粗みじん切りにしたキャベツを、たっぷりの卵とお好み焼きの生地に混ぜ込んで焼きましょう。市販のお好み焼き粉を使えば簡単です。

豚肉やシーフードなどのお好みの具材と合わせれば、一品でも食べ応え抜群で満足感の高いメニューになります

(5)キャベツヌードル

肌寒い日にぴったりな鍋の締めに、麺類や雑炊の代用として細切りにしたキャベツをたっぷり投入してみましょう。ヘルシーなキャベツヌードルは鍋スープとの相性も抜群。

低カロリー・低糖質でも大満足できるので、これならダイエット中にたくさん食べても安心ですよ。

■キャベツの美容に嬉しい栄養

年始にぴったりの栄養で胃腸ケア

キャベツには「ビタミンU」が豊富です。別名“キャベジン”とも呼ばれ、胃腸薬の成分にも使用されるほど胃腸機能をサポートしたり粘膜を保護する働きが期待されています

年末年始の暴飲暴食から、胃腸の調子がすぐれないという方には特におすすめです。

美肌作りをサポートするビタミンC

キャベツには「ビタミンC」も豊富に含まれています。高い抗酸化作用によりエイジングケアをサポートするほか、コラーゲン生成をサポートして弾力のある強くて美しい肌作りをサポートします。シミ・そばかすの予防にもおすすめです。

ビタミンCは加熱に弱いため、サラダなどの生食がおすすめです。ビタミンCは外側の葉や芯付近に特に豊富なので、外の葉も捨ててしまわず良く洗って使いましょう。

小さいけれど栄養豊富な「芽キャベツ」

「ビタミンC」や「ビタミンB群」「葉酸」などの含有量は、実は小さな芽キャベツの方が豊富です。

冬から春先にかけてはスーパーでも手に入りやすいので、見かけたらぜひ料理に活用してみてください。冷え込む日にぴったりな煮込み系の料理との相性が抜群です。

美容と健康に嬉しい栄養を含んだ「キャベツ」。さまざまな食べ方にチャレンジすれば飽きずに美味しく、ひと玉もあっという間になくなりますよ。ぜひ、お試しくださいね。

(インナービューティー料理研究家 フードコーディネーター 國塩 亜矢子)

 

【関連記事】
腸活に役立つ「味噌汁に入れたい食材」5つ
腸活効果UP!?ヨーグルトに合わせたい食材
サバ缶で痩せる!?ダイエットに役立つ青魚の食べ方
納豆に加えると美容&若返り効果が高まる食材6つ

【参考】
※吉田企世子・松田早苗/監修(2016年)『あたらしい栄養学』高橋書店※上西一弘/著(2016年)『栄養素の通になる』女子栄養大学出版部※板木利隆/監修(2008年)『からだにおいしい 野菜の便利帳』高橋書店※吉田企世子/監修(2016年)『旬の野菜の栄養辞典』エクスナレッジ※蒲池桂子/監修(2010年)『美肌美人栄養学』エクスナレッジ※森拓郎/著(2021)『きれいな人の老けない食べ方』SBクリエイティブ

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

Related Article関連記事

最新の記事

お悩みから探すTrouble Category

フードの最新記事はこちら