ダイエットの天敵といえば、やはり“食べ過ぎ”です。特に、口寂しくなったときの間食は余計なカロリーをとることになるので、ダイエットの妨げになってしまいます。
その対策として「ガム」を利用してみませんか? ウエルネス&ビューティーライターの筆者が、ガムでダイエットをスムーズにする方法をご紹介します。
■空腹感を癒すには「噛む」ことが大事
ダイエット中に悩まされる空腹感ですが、これには「噛む」ことで対策ができます。しっかりと咀嚼をすると満腹中枢や交感神経が刺激され、食欲が落ちつくことがわかっています。
ろくに噛まずに飲み込むように食べてしまう習慣のある方は気をつけましょう。満腹感を感じるのが遅くなり、それが食べ過ぎにつながってしまいます。
■噛んだときに出る唾液もダイエットの味方
しっかり噛むと唾液腺が刺激されるため、唾液の分泌がうながされます。
この唾液の中には、炭水化物や脂肪を分解してくれる消化酵素が含まれているため、ダイエットを側面からサポートしてくれます。
■「噛む」習慣のためにガムの活用がおすすめ
噛むことからの恩恵を最大限に得るためにおすすめしたいのが「ガムの活用」です。食事の15~20分前にガムを噛んでおくことで前述した満腹中枢が刺激されると、食事量が自然とコントロールしやすくなります。
また、食事を満腹感がくる前に切り上げ、デザート代わりにガムを噛むのもいい方法です。食後のもの足りなさ解消につながります。
■「小腹対策」としても◎
小腹が空いたときにも、すぐに間食に手を出さずにガムを噛んでみましょう。
市販のガムは1粒につきだいたい3~5Kcalですから、カロリーオーバーの心配もありません。
■朝のむくみ対策にも!
「朝、目覚めたときに鏡を見たら顔がひどくむくんでいた」というときにもガムを噛んでみてください。
すると、体内の余分な水分が唾液として出ることで、徐々にむくみ改善に導きます。
■ダイエットに向いているガム3選
(1)シュガーレスタイプ
ガムの活用にあたって、無駄な糖質をとらないことと、虫歯へのリスクを減らすためにもシュガーレスタイプのものを選ぶといいでしょう。
(2)「キシリトール」が配合されたもの
「キシリトール」には、虫歯の原因になる「酸」をつくり出さない作用があります。
また、血糖値の上昇を抑える作用もあるので、太りにくい身体づくりにも役立ちます。
(3)ペパーミントのフレーバー
ガムのフレーバーは基本的にはお好きなものを選んでいただいていいのですが、ひとつおすすめするならば「ペパーミント」を挙げます。
ペパーミントには神経を安定させる作用があるので、ダイエット中のイライラ緩和に役立ちます。また、気分のリフレッシュもうながしますので、無駄な食欲を忘れさせてくれる効果も期待できます。
とても身近なお菓子である「ガム」が、これほどダイエットに役立つとは嬉しいですよね。お気に入りのガムをバッグにいつも忍ばせて、ストレスフリーにダイエットを成功させてください。
(ウエルネス&ビューティーライター ユウコ)
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【参考】
※よく噛めば食欲をコントロールできる 食事の満足感も高まる – 糖尿病ネットワーク
※消化と吸収(PDF) – 教育開発出版
※キシリトール – わかさ生活
※ペパーミント – わかさ生活