今年は気温が高い日が多く、早くも半袖で過ごす日もあるでしょう。そこで気になるのが、腕の太さです。
ビューティーヘルスエディターライターの筆者が、今から始めても遅くない、短時間で効いてる! と実感できる、引き締め効果抜群の二の腕エクササイズとマッサージをご紹介します。
■二の腕に脂肪がつきやすいのはなぜ?
「以前はそこまで気にしていなかったのに、いつの間にか二の腕が太くなっていた」ということはありませんか?
ひじから上の二の腕は、普段あまり動かさない箇所です。それにより、リンパの流れも悪く、冷えやすい部位なので脂肪がつきやすくなります。
また、冷えてリンパの流れが滞ると老廃物を排泄するのに時間がかかり、徐々に皮下脂肪がついていき、気づいたら二の腕が太くなっていた、ということになります。
■二の腕痩せのために鍛えたい筋肉
脂肪を溜め込まないためには、毎日少しでも動かすことが大事です。
二の腕を動かし、筋肉がついていれば、冷えにくく、リンパの流れも改善し、自然とスッキリとした二の腕が維持できます。
では、二の腕痩せに効果的な運動には、どんなことをしたらいいのでしょうか。
ボディメイクやトレーナーの指導を受けたことがある人は聞いたことがあるかもしれません。「上腕三頭筋(じょうわんさんとうきん)」と呼ばれる、二の腕の裏側の筋肉をトレーニングするのが効果的です。
上腕三頭筋は、ひじを伸ばすときに使われる筋肉なのですが、運動しにくい箇所でもあります。
二の腕の裏側の筋肉を鍛えていけば、二の腕痩せだけでなく、腕の付け根(脇周り)や背中のラインもスッキリしていきます。
■二の腕痩せに効果的なエクササイズ
まずは二の腕痩せをサポートする2つのエクササイズをご紹介します。
毎日1分間行うだけでも、二の腕が引き締まる変化を感じることができます。以下に紹介する2つのどちらか一つでもよいので、ぜひ続けてみてくださいね。
(1)バイバイ運動
ひじを伸ばして上腕三頭筋を上手に使うエクササイズです。
写真のように腕をうしろにまっすぐ伸ばします。このまま思いっきり手のひらを左右にバイバイします。
目安は約1分。地味な動きなのですが、じわじわと二の腕の裏側に効いてくるのを感じられると思います。
慣れてきたら、応用編で、腕を前や横、上に伸ばした状態でバイバイ運動をやってみてください。
(2)逆腕立て伏せ
通常の腕立て伏せは床の前に手をついて、お腹に力を入れ、脚をまっすぐに伸ばして体幹を意識しますが、二の腕痩せに効果的なのは腕立て伏せの逆バージョンです。
(1)床(またはマット)に両脚を前に伸ばした状態で座り、両手は体のややうしろにつきます。
(2)両足裏は床につけるようにしながら、ゆっくりお尻を持ち上げます。このとき、お腹に力を入れること。また、ひじをまっすぐに伸ばし切るのがポイントです。
お尻が持ち上がらない場合は、痛みのない範囲で行ってみてください。できる人はお尻が床に落ちないように体をまっすぐに保ちます。
(3)体を持ち上げた状態でひと呼吸ついたら、体をゆっくり下ろします。
呼吸を止めないようにしながら、(1)~(3)の流れを最初は5回繰り返します。慣れてきたら、回数を増やしていきましょう!
■二の腕痩せをサポートするマッサージ
続いて、お風呂の中でも気が向いた時にできるおすすめのマッサージです。
(1)手のひらか指のはら部分で、鎖骨の中心からわきに向かって、一方向にマッサージ。反対側も同じく行います。
(2)わきの下周辺を少し強めにもみほぐしましょう。
二の腕痩せをサポートする2つのエクササイズと、マッサージ法をご紹介しました。本格的な夏までに引き締まった二の腕を目指しましょう!
(ビューティー&ヘルスライター 町山町子)
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