「温かいスープ」は腹持ちがよく、ダイエットをサポートするメニュー。置き換えダイエットにも適しています。
ベジ活アドバイザーの筆者が、ダイエットに役立つ「夜スープのレシピ」を3つご紹介します。簡単に作ることができるものばかりですので、日々の生活で活用してみてください。
■ダイエットに役立つ「夜スープのレシピ」3選
(1)キレイに痩せたい人におすすめ「ミネストローネスープ」
トマトに多く含まれる「リコピン」は、紫外線により暗くなった肌の色調回復や、善玉コレステロールの増加に関与しています。また、肥満とメタボのリスク低下や、血管を健康にする抗酸化作用などにも関与していることから、40・50代の美と健康の手助けとなる成分です。
リコピンは、生のトマトよりもトマトジュースやトマト缶などの加工品に多く含まれており、タマネギやニンニクと一緒に調理することで吸収率を高めることができます。キレイにダイエットしたいという人は、ぜひお試しください。
「食物繊維」が豊富な野菜やキノコがたっぷりと含まれているので、夕食の時間帯に食べるのがおすすめ。具材が多く食べ応えがあるので、罪悪感なく満腹になります。
材料(2人分)
・キャベツ 1/8
・タマネギ 1/4
・マイタケ、しめじなどのキノコ類 100g
・鶏ひき肉 50g
・オリーブオイル 適宜
A
・トマトジュース 200ml
・水 200ml
・顆粒コンソメ 小さじ2
・砂糖 小さじ1/2
・すりおろしニンニク 小さじ1/2
作り方
(1)キャベツは水洗いをして、食べやすい大きさに切ります。タマネギは皮をむいて薄切りにし、マイタケやしめじなどのキノコ類は小房にわけておきます。
(2)オリーブオイルを敷いた鍋に(1)と鶏ひき肉を入れて炒めたら、Aの材料を入れます。具材に火が通るまで煮込んだら完成です。
(2)豆腐と長ネギ、ワカメの「ヘルシー中華風スープ」
簡単に1品追加できる中華風スープをご紹介します。
カロリーが少なく、夜でも罪悪感なく食べられます。また、噛む回数が多くなるワカメが入っているため、満腹中枢を刺激して食べすぎの抑止になる他、食後血糖値の上昇を抑える効果も期待できます。
材料(2人分)
・木綿豆腐 1/2
・長ネギ 1/2
・ワカメ(乾燥) 大さじ1
A
・水 400ml
・顆粒鶏ガラスープの素 小さじ2
・すりおろしショウガ 適宜
・塩、コショウ 適宜
作り方
(1)木綿豆腐は食べやすい大きさに切ります。長ネギは洗って、輪切りにします。
(2)鍋に(1)とワカメ、Aの材料を入れて、火が通るまで煮込んだら完成です。
(3)レンチン2分で完成する「豆乳スープ」
お腹が空いて眠れないという時は、飲むと満腹感が得られる豆乳を温めてスープにしてみましょう。そのまま温めていただいてもよいのですが、少量のお酢を加えてゆるく固めた“台湾風の豆乳スープ”にしていただくのもおすすめです。
ゆっくり咀嚼することは暴飲暴食予防にもなります。昼間に小腹が空いた時にも、ぜひ活用してみてください。
材料(1人分)
・豆乳 200ml
・酢 適宜
・醤油 適宜
作り方
全ての材料を耐熱カップに入れ、600Wの電子レンジで約2分加熱したら完成です。よく混ぜ合わせて、ゆっくりといただいてください。
夜に食べ過ぎてしまうという人は、「温かいスープ」を上手に活用しましょう。具材は冷蔵庫にあるものでアレンジしてもOKです。ゆっくりと咀嚼しながら食べることも忘れないでくださいね。
(ベジ活アドバイザー 生井 理恵)
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・実はNGな「納豆の食べ方」3つ
【参考】
※Q&A – マルサンアイ
※トマト大学 医学部 – カゴメ
※トマトのリコピンが肥満とメタボのリスクを低下 血管を健康にする抗酸化作用 – 保健指導リソースガイド
※~カゴメ・名古屋大学 共同研究~ トマトに含まれるリコピンの構造変化 (トランス体からシス体)を促進する新事実を発見 トマトをにんにくやたまねぎ、油と一緒に加熱することで、おいしさだけでなく、 リコピンが体内に吸収されやすくなることが期待できる(PDF) – カゴメ
※よく噛めば食欲をコントロールできる 食事の満足感も高まる – 糖尿病ネットワーク
※噛むことは、血糖にやさしい!? – 噛むこと研究室