肌の乾燥が気になる季節ですね。
からだの中からも肌にうるおいを与えていきましょう。
ウエルネス&ビューティーライターの筆者が、これからの季節にぜひ摂っていただきたい、肌の若返りにおすすめの食材をご紹介します。
■美肌に欠かせない栄養素をきちんと摂りましょう
どなたも、忙しさで食生活が乱れてしまったときに、肌荒れに見舞われたという経験があることでしょう。
美しく若々しい肌を保つためには、肌の原材料である食べ物から、美肌を保つ栄養素を欠かさずに摂ることが大切です。
■40・50代に摂って欲しい、老け肌が若返る食べ物5つ
(1)手羽先
手羽先には、肌にハリや弾力を与えるエラスチンという成分が含まれています。
しわやたるみを防ぐ大切な栄養素ですので、十分に摂っていきましょう。
スーパーで手軽に買える手羽先で補給するのがおすすめです。野菜と一緒に煮込んだり、塩焼きにしてどうぞ。
(2)そば
そばに含まれるビタミンPは、ビタミンCの吸収率を上げてコラーゲンの生成をうながすことで、若々しい肌づくりに役立ちます。
ビタミンCを含むほうれん草やチンゲン菜などを具にして食べるとよいでしょう。
また、そばを買うときには、そば粉の含有量が高い二八そば、十割そばを選ぶようにしてください。
(3)かぼちゃの種
かぼちゃの種には、肌の新陳代謝を高めるβ―カロテンが含まれています。
老化の原因になる活性酸素を除去する抗酸化作用を持つ食材でもあります。
間食代わりにそのまま食べたり、サラダのトッピングにしてもよいでしょう。
(4)生芋こんにゃく
生のこんにゃく芋をすりおろして作られた生芋こんにゃくには、肌をうるおす成分であるセラミドが豊富に含まれています。
さらにセラミドにはメラニンの合成を抑えて、シミやそばかすを防ぐ作用もあります。
こんにゃくは、ぜひ生芋から作られているものをお選びください。
(5)卵
卵は、ビタミンCと食物繊維以外のすべての栄養素を含むバランスの取れた食材です。
そして卵に含まれるたんぱく質の中に多く存在するコラーゲンには、肌の弾力やうるおいを保つ働きがあります。
ビタミンCと食物繊維が摂れるカリフラワーやキャベツ、ほうれん草などと一緒にオムレツにしていただくと、理想の一品ができます。
しっとりとツヤのある美肌は、スキンケアと食生活の2本立てて実現します。「今日食べたものが未来の自分の肌を作る」という意識とともに、毎日の食事を大切に楽しんでくださいね。
(ウエルネス&ビューティーライター ユウコ)
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【参考】
※乾燥肌によい食べ物はある?美肌を目指す食事術 – 大正製薬
※エラスチン – わかさ生活
※そば – わかさ生活
※ビタミンC – わかさ生活
※かぼちゃの種 – わかさ生活
※β―カロテン – わかさ生活
※セラミド – わかさ生活
※たんぱく質 – わかさ生活