気づいたらお腹まわりに付いている浮き輪肉。
気になるけれど、「どうやって落としたらいいのかわからない」という方も多いのではないでしょうか。
現役パーソナルトレーナーである筆者が、浮き輪肉発生の原因と、なくすために効果的なエクササイズをご紹介します。
■浮き輪肉発生の原因はズバリ「運動不足」
浮き輪肉がつく原因は「体脂肪率の高さ」です。
体脂肪が増える要因として、以下の2つが挙げられます。
(1)運動不足
浮き輪肉は、運動不足による腹筋の筋力低下が原因で発生します。
腹筋が弱くなると、内臓を正しい位置で支えきれなくなるからです。
そのため、浮き輪肉をなくすためには「腹筋」を鍛える必要があります。
また有酸素運動を取り入れると、消費カロリーが増えるため、効率的に脂肪を燃焼できます。
(2)食生活の乱れ
もう一つの原因が「食生活の乱れ」です。
ダイエットの基本は「消費カロリー>摂取カロリー」であるため、高カロリーな食事などで食生活が乱れると、いくら運動をしてもお腹まわりの脂肪はなかなか落ちていきません。
運動はもちろん食生活にも気をつかい、浮き輪肉スッキリを目指しましょう。
■浮き輪肉とさようなら!週2~3回でOKの腹筋「クランチ」
浮き輪肉は、週2~3回腹筋を継続しつつ生活習慣を整えるだけで、徐々になくすことができます。
そこで今回は、運動初心者の方でも自宅ですぐに始められる腹筋運動、「クランチ」を紹介します。
(1)仰向けに寝転がり、手は頭の後ろに置きます。
(2)膝を90度に曲げて、足を上げ、足の裏を地面から浮かせます。
(3)息を吐きながら、おへそを覗き込むように上体を丸めます(腰は地面につけたまま)。
(4)息を吸いながら、上体を元の位置まで戻します。
(5)(2)~(4)の動きを10回1セット、1日2~3セットを目安に行いましょう。
注意点
浮き輪肉をなくすために大切な腹筋運動は、週2~3回を目安に行いましょう。
筋肉痛が残っている状態で行うと、筋肉の回復が遅れるからです。
また、床の上で行うと腰を痛める可能性があるため、マットや布団などの上で実践しましょう。
クランチを継続して行い、理想の引き締まったお腹を手に入れましょう。
(パーソナルトレーナー 渡邉 輝)
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