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「日焼け止め」の選び方&美容ライターおすすめ商品まとめ

古賀令奈

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「一年中同じ日焼け止めを使っている」、「日焼け止めは夏しか使わない」、そんな人はご用心。実は、日焼け止めは使うシーンや肌質によって理想的なアイテムが異なります。適切な日焼け止めを選んで、肌に余分な負担をかけることなく、紫外線からきちんと肌をガードしてみませんか?

「日焼け止め」の選び方&美容ライターおすすめ商品まとめ

今回は、日焼け止めの選び方とおすすめ商品をご紹介します。

■目次
1.日焼け止めの役割とSPF・PAの意味
(1)すぐに日焼けだと気づくUV-B
(2)一年中降り注ぎ、じわじわと老化を招くUV-A
(3)日焼け止めを選ぶときはSPF・PAの数値を要チェック
2.日焼け止めの種類
(1)ノンケミカルってなに? 紫外線吸収剤と紫外線散乱剤の違い
(2)日焼け止めのタイプ
3.日焼け止めの選び方、ポイント
(1)シーン別、日焼け止めの選び方
(2)肌質別、日焼け止めの選び方
4.シーンで使い分けを!おすすめ日焼け止め4選
5.日焼け止めの使い方、注意点
(1)部位別、日焼け止めの使い方
(2)トラブルを防ぐために、パッチテストの重要性
(3)使用期限は未開封なら3年、開封済みは1年以内
(4)日焼け止めは厚塗りが正解!塗り直しも重要

■1.日焼け止めの役割とSPF・PAの意味

日焼け止めは、紫外線の影響から肌を守るためのアイテム。日焼け止めを選ぶときにまずチェックしたいのが、SPFとPAの数値です。これらは紫外線の防止効果を表す目安の数値で、SPFはサンプロテクションファクター(Sun Protection Factor)、PAはプロテクショングレイドオブUVA(Protection Grade of UVA)の略です。

日焼け止めの役割とSPF・PAの意味

正式名称を見ても、その意味や働きを理解するのは難しいもの。SPFとPAの違いは、防止できる紫外線の種類にあります。主に、SPFはUV-B(紫外線B波)、PAはUV-A(紫外線A波)の防止効果を表しています。ここで、UV-BとUV-Aの違いについて詳しくみてみましょう。

(1)すぐに日焼けだと気づくUV-B

UV-BとUV-Aの違いは、波長の長さ。光線の波長が短いほど身体への影響が強いことが分かっています。

UV-BとUV-Aを比べると、UV-Bのほうが波長が短いためエネルギーが強く、細胞にダメージを与えて炎症を起こします。肌が赤くなる日焼け(サンバーン)やメラニン色素の沈着による褐色化(サンタン)、シミ・ソバカス、さらに皮膚ガンの原因になるなど、その影響力も強いといわれています。

真夏は強力、冬はゆるやかに

しかし、UV-Bは波長が短いため、オゾン層や雲のおかげで地上に到達する量は少量です。紫外線対策を行うことで、ある程度ブロックすることができます。また、UV-Bは真夏に多く降り注ぎますが、冬場はその量が減少するため、季節によって影響力に差があります

(2)一年中降り注ぎ、じわじわと老化を招くUV-A

UV-AはUV-Bほどエネルギーが強くなく、急激な変化はみられません。肌色の変化などが起こりにくく、その影響を実感しにくいですが、シミやシワの主な原因となるのはUV-Aだといわれています。

その理由は、波長の長さ。UV-Aは波長が長いため肌の奥にまで到達し、ハリやうるおいのもととなるコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸などをつくる線維芽細胞に深刻なダメージを与えます。そして、私たちが気づかないうちに長い時間をかけて、じわじわとシワUやたるみなどの老化現象を引き起こすのです。

曇りの日や家の中でも要注意

UV-Aはオゾン層や雲を通過するだけでなく、窓ガラスまで透過する性質をもっているため、曇りの日や家の中にいる日でも影響を受けます。しかも、一年を通して多くの量が降り注いでいるので、季節を問わず対策が必要です。

(3)日焼け止めを選ぶときはSPF・PAの数値を要チェック

UV-BとUV-Aの違いが分かると、SPFとPAの違いもみえてきます。それぞれの防止効果が数値化されているため、購入時はその数値をチェックしましょう。

SPFは数値が高いほどUV-Bを防ぐ効果が高く、最大「50+」と表示されます。PAは「PA+」と表記され、「PA++++」まで4段階が設けられています(2018年1月現在)。

日焼け止めを選ぶときは、SPF値の高さで選ぶ人もいるかもしれません。しかし、肌の老化をもたらすUV-Aのブロック効果を表すのはPA値です。肌をきちんと守るためには、両者の違いを理解し、目的に応じた日焼け止めを選ぶことが大切だといえますね。

■2.日焼け止めの種類

日焼け止めと一口にいっても、その種類はさまざまあります。まず覚えておきたいのが、2つの紫外線カット剤の違いです。その違いが分かっていると、自分の肌にあったアイテムを選びやすくなりますよ。

日焼け止めの種類

(1)ノンケミカルってなに? 紫外線吸収剤と紫外線散乱剤の違い

日焼け止めをみると「ノンケミカル処方」、「敏感肌用」などと書かれたものがあります。これは、散乱剤と呼ばれる紫外線カット剤を使用した商品です。

紫外線カット剤には、紫外線吸収剤紫外線散乱剤の2種類があります。

紫外線吸収剤は紫外線のエネルギーを吸収して消費することによって肌への影響を抑えるもので、紫外線散乱剤は微粒子粉体が紫外線を反射させてブロックするものです。

一般的には、吸収剤と散乱剤の両方を配合した商品が多いですが、まれに吸収剤によってアレルギー反応を起こす人も。散乱剤のみでつくられた商品には「ノンケミカル処方」と表記されているので、日焼け止めで肌トラブルが起こりやすい人は、こちらを選ぶとよいでしょう。

(2)日焼け止めのタイプ

近年、日焼け止めの進化は目覚ましく、従来のミルクやクリームタイプをはじめ、豊富なラインアップが展開されています。それぞれのタイプをみてみましょう。

乾燥肌の人、強力な日焼け止めをお探しなら「クリームタイプ」

日焼け止めのなかでメジャーなタイプ。保湿力に優れており、乾燥肌の人に適しています。肌への密着度が高く落ちにくいため、紫外線をしっかりとブロックしたい人におすすめです。SPF・PA値の高い商品が多く、耐水性に優れたウォータープルーフタイプも豊富なので、アウトドアやスポーツシーンにも活躍します。ただし、油分が多いため、ニキビの原因になる可能性も。のびが悪く白浮きしやすいものも多いので注意が必要です。また、落とす際に専用クレンジングが必要なものもあるので注意が必要です。

低刺激な日焼け止めなら「ミルクタイプ」

ノンケミカル処方のものが多く、敏感肌向けの商品が豊富です。低刺激なものを使いたい人や顔用として使いたい人に適しています。保湿力も高いので、乾燥肌の人にもおすすめです。日中用乳液として日焼け止め成分が配合された商品も増えており、使用感がよいものや肌色補正などが期待できるアイテムも販売されています。

つけ心地のよさで選ぶなら「ジェルタイプ」

軽いつけ心地で使用感がよく、日焼け止め特有のにおいやベタつきが苦手な人から支持されるタイプです。のびがよく全身にも塗りのばしやすいだけでなく、白浮きもしにくいのがうれしいところ。ただし、水分が多いため落ちやすいのがデメリット。また、刺激の強い商品も少なくないので、敏感肌の人は吸収剤の有無を確認したほうがよいでしょう。

メイクの上から使うなら「パウダータイプ」

化粧直しの際に活躍するメイクの上から使えるタイプ吸収剤不使用の商品が多く、顔にも使いやすいでしょう。クリームタイプのような白浮きも気になりません。パウダータイプという特性上、持続力には欠けるためこまめな塗り直しが必要です。単品使いでは紫外線の防御力的にやや力不足なので、ほかのタイプと併用したほうがよいでしょう。

髪にもOK!手軽に使いたいなら「スプレータイプ」

手を汚さずにつけられるスプレータイプ。髪や背部などクリームやミルクタイプでは塗りにくい部分にもつけることができます。つけごこちも軽くメイクの上からも使用可能なので、塗り直し用の日焼け止めとしても優秀です。しかし、噴射してつけることから塗りムラができやすいので、ほかのタイプとの併用がおすすめです。また、スプレータイプは高圧ガスを使用するため、高温になる夏場は漏れや爆発のおそれも。40℃以上になる場所に置かないようにするなど、取り扱いには注意が必要です。

■3.日焼け止めの選び方、ポイント

では、実際に日焼け止めを選ぶとき、どのようなポイントで選べばよいのでしょうか? ここで注目したいのが、使用するシーンと肌質です。条件にあったものを選ぶと、満足できる日焼け止めが手に入るでしょう。

日焼け止めの選び方、ポイント

(1)シーン別、日焼け止めの選び方

日焼け止めはいつ、どんなシーンで使うかによって適するアイテムが異なります。たとえば、冬場に使う場合はSPF・PA値の高い日焼け止めを選ばなくてもOKです。必要以上に数値の高いものを使うと肌の負担になってしまうため、シーンにあわせた数値を選びましょう。

一般的になシーンごとの目安値は以下のとおりです。

近所での散歩や買い物……SPF15、PA+
屋外での軽いスポーツやレジャー……SPF20〜30、PA++〜PA+++
夏場の炎天下でのアウトドアやスポーツ……SPF50前後、PA+++〜PA++++

しかし、実際に細かく使い分けるのは大変なもの。筆者の場合、日常生活でSPF30前後、PA++〜PA+++、夏場の外出時はSPF50、PA++++を目安にしています。2パターンの日焼け止めを常備していると、シーンによって使い分けしやすいでしょう。

(2)肌質別、日焼け止めの選び方

日焼け止めは肌質によって使い分けることも重要です。敏感肌のひとは吸収剤不使用のノンケミカル処方を選ぶことをおすすめします。こまめな塗り直しは必要ですが、肌への負担が少ないパウダータイプも人気です。

また、快適な肌をキープするには、保湿力やテクスチャーにも注目しましょう。乾燥肌の人は保湿力に優れたクリームやミルクタイプを、脂性肌の人はさっぱりとしたジェルタイプがよいでしょう。肌にあわないタイプを使うと乾燥や化粧くずれにもつながるので、肌質にあった日焼け止めを選びたいですね。

■4.シーンで使い分けを!おすすめ日焼け止め4選

実際に店頭に足を運んでも、どれを選べばいいか悩んでしまいますね。ここでは、筆者が実際に使っている日焼け止めのなかから、シーンにあわせて使い分けられる4つのアイテムをご紹介します。

シーンで使い分けを!おすすめ日焼け止め4選

(1)UV エクスペールBB II/ランコム

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真夏のレジャーで手放せなかった一品。紫外線だけでなく汚れた空気からも肌を守るハイスペックなBBクリームです。強力なのに軽い使い心地で保湿力も抜群。日焼け止めとして高い実力をキープしつつ、肌の色ムラまでカバーし、明るく均一な仕上がりを実現します。
(30ml SPF50 PA++++ 税抜価格5,800円)

(2)ビューティープロ UVカットエクリュCCソフト25/セフィーヌ

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日常生活で活躍するノンケミカル処方の日焼け止め。31種類の美容成分が配合されており、高い保湿力を保持。肌色補正やナチュラルなツヤ感も得られるので、メイク下地としても優秀です。くずれの気にならない美しい肌を一日中キープしてくれるので、一年中活躍しています。
(30g SPF25 PA+++ 税抜価格3,800円)

(3)ミネラルサンスクリーン/トゥヴェール

 20170126koga03

こちらもノンケミカル処方の低刺激な日焼け止めパウダー。メイクの上から使えるので、こまめな塗り直しも手軽に実現。ミネラルサンスクリーンには、ツヤタイプとセミマットタイプがあり、筆者はツヤタイプがお気に入り。キラリと光る繊細なラメが肌をきれいにみせてくれるので、フェイスパウダー感覚で使えます。
(4g SPF50 PA++++ ロングUVA防御 税抜価格2,267円)

(4)ビオレさらさらUVパーフェクトスプレーt/ビオレ UV

 20170126koga01

忙しいときでも手を汚さずサッと使える日焼け止めスプレー。髪や頭皮にも使えるから、ヘアケアとしても活躍。顔に使うときは手のひらに出してから少量ずつなじませます。パウダーと同様メイクの上から使用できるので、春から夏にかけては家用とバッグの中用で2本使いしていました。消費量の多いスプレーは、プチプラ価格だと助かりますね。
(50g SPF50+ PA++++ オープン価格)

■5.日焼け止めの使い方、注意点

日焼け止めの使い方によっては、肌トラブルを招いたり、きちんと紫外線をブロックできなかったりして、残念な結果につながることも。日焼け止めを正しく使うためにも、正しい使い方と注意点を覚えておきましょう。

日焼け止めの使い方、注意点

(1)部位別、日焼け止めの使い方

日焼け止めを顔に使用する場合は、まず使用する日焼け止めのパッケージに記載された目安量をチェックしてください。そして、その半分を手のひらにとり、額、鼻、両頬、あごの5点において顔全体にのばします。全体にムラなくつけたら、残りの半分を同じように重ねましょう。特に、顔の高い位置にシミができやすいため、頬骨やこめかみ部分はしっかりと塗っておくことが大切です。

腕や脚はらせんを描くように

腕や脚などに使うときは、容器から直接、直線を描くようにつけましょう。そして、手のひらでらせんを描くようにくるくると塗りのばしていきます。

塗り忘れしやすい場所はここ!

耳の裏やフェイスライン、首、えりあしなど塗り忘れしやすい場所にもしっかりと塗りましょう。特に、耳の裏やフェイスラインは自分では見えにくいですが、意外に日焼けしやすい場所なので丁寧に塗ってください。

(2)トラブルを防ぐために、パッチテストの重要性

日焼け止めにかかわらず、新しい化粧品を使用するときはパッチテストを行いましょう。化粧品は試験を繰り返して安全性を確認したうえで販売されていますが、すべての人に刺激やアレルギー反応が起こらないと保証できるわけではありません。自分の肌にあうかどうか確認してから使用を開始してください。

パッチテストは24時間後と48時間後にチェックを

パッチテストとは、前腕や背部などで行う貼付試験のこと。二の腕の内側に新しく使う化粧品を薄く塗り、絆創膏を貼って24時間放置しておきましょう。絆創膏をはがした1〜2時間後と24時間後に皮膚の反応を目で見て問題がないか確認してください。パッチテストの結果、トラブルが起こった場合は使用や控えることをおすすめします。

(3)使用期限は未開封なら3年、開封済みは1年以内

安全性を保つために、化粧品には使用期限が定められています。しかし、化粧品のパッケージを見ても、使用期限の記載がないものも多いでしょう。これは、適切な条件下で3年以上品質が安定する化粧品は、使用期限を表示する必要がないためです。

つまり、使用期限の記載がない場合、未開封のものは3年が使用期限となります。しかし、一度でも開封すると雑菌の混入など劣化するおそれがあるため、開封済みなら1年以内の使用が推奨されています。

適切な状況下での保存が大切

ただし、適切な条件下で保管できていなければ、期限以内であっても品質が低下する可能性も。日の当たらない風通しのよい涼しい場所で保管してください。使用する前は、必ず分離や沈殿、変色などが起きていないか確認してくださいね。

(4)日焼け止めは厚塗りが正解!塗り直しも重要

日焼け止めはしっかりと量を塗ることで本来の力を発揮します。その量とは皮膚1平方センチメートルあたり2mgとされており、これは500円玉の大きさ程度となります。多くの化粧品はパール粒大程度が目安となっているため、普段よりかなり多く感じるかもしれません。

しかし、日焼け止めは厚塗りくらいが正解。塗りムラがあると紫外線の防止効果が落ちてしまうため、丁寧にまんべんなく塗りましょう。塗ったあとすぐにメイクをするとベタつきを感じるので、少し時間をおいておくことをおすすめします。時間のないときはティッシュで軽くおさえると、余分なベタつきを抑えることができますよ。

日焼け止めは2〜3時間ごとに塗り直しを

また、これだけしっかりと塗っていても、時間が経つと効果は衰えてしまいます。日焼け止めは2〜3時間ごとに塗り直すことが大切です。しかし、クリームやミルクタイプで塗り直しするのは大変なので、パウダータイプやスプレータイプなどメイクの上から使えるものを常備しておくと便利ですよ。

日焼け止めは毎年進化しており、使い心地のよいものや肌の負担が少ないもの、大気汚染までカットしてくれるものなど、実にさまざまな商品が生まれています。しかし、どんなに素晴らしいアイテムも正しく使わなければその力を十分に発揮することができません。シーンや肌質にあわせて理想的な日焼け止めを選び、正しく使いこなしてくださいね。

(コスメコンシェルジュ 古賀令奈
フリーライター/エディター/コスメコンシェルジュ。美容・ヘルスケアを中心として「わかりやすく試しやすい」をコンセプトに執筆。日本化粧品検定1級コスメコンシェルジュを取得し、美容法の提案活動も展開。)

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【参考】
UV エクスペールBB II – ランコム
ビューティープロ UVカットエクリュCCソフト25 – セフィーヌ
ミネラルサンスクリーン – トゥヴェール
ビオレさらさらUVパーフェクトスプレーt – ビオレ UV

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