7月23日、パナソニック株式会社の美容家電シリーズPanasonic Beautyは、9月1日発売の新ヘアードライヤー ナノケア EH-NA0B を一足先に体験できるイベントをコンラッド東京にて開催しました。
ゲストに河北麻友子さんと美髪アドバイザーの田村マナさんを招き、うるおい感のある髪をテーマにしたトークセッションが行われました。今回は、新ナノケアの特徴と、トークセッションのダイジェスト、会場の様子をレポートします。
■新ナノケアは水分発生量が大幅アップ!従来製品の18倍※1にまで増加し、髪の内部にまでうるおいをお届け
パナソニックが「ナノイー」搭載ドライヤーを発売したのは2005年。ナノイーとは水に包まれた微粒子イオンのことで、一般的な空気イオンよりうるおい度が高く、微細なサイズで繊維の奥に入りやすいなどの特徴を持ちます。
発売以降も研究を重ね、これまでに3回「ナノイー」水分発生量アップに成功しました。そして2019年、「ナノイー」水分発生量の大幅アップを実現。水分発生量が従来の18倍(※1)にまで向上した高浸透「ナノイー」に進化しました。
高浸透「ナノイー」はキューティクルのわずかな間から入り込み、髪の表面だけでなく髪の内部にまで水分を与えられます。毛髪水分増加量は1.9倍(※2)にアップし、毛先まで水のベールに包まれたような手触りを実現。
さらに、高浸透「ナノイー」とダブルミネラル(※3)を組み合わせることで、髪ケア効果実感がアップ(※2)。ミネラルマイナスイオンと高浸透「ナノイー」でキューティクルを引き締め、密着性を高めます。枝毛の発生率や紫外線による髪への影響をおさえ、使い続けることでよりなめらかな髪に。
※1 「ナノイー」と高浸透「ナノイー」との比較(パナソニック調べ)
※2 パナソニック従来品2018年発売EH-NA9Aとの比較(パナソニック調べ)
※3 2つの亜鉛電極から発生されるミネラルマイナスイオン
■河北麻友子さん×田村マナさんのスペシャルトークセッション
今回ゲストとして登壇した河北麻友子さんは、長年ナノケアを愛用されているそう。
「温風ってどうしても乾燥してしまうので、ドライヤーをかけた直後の髪のパサつきが気になっていたんです。でもナノケアの場合、使えば使うほど髪がうるおっていくのを実感できて。それからずっと使わせてもらっています」(河北さん)
新ナノケアもいち早く体験した河北さんは「今までよりもさらにうるおい感やサラサラ感が増した」と感動されていました。
髪の専門家である美髪アドバイザー田村マナさんも、初代から使い続けている筋金入りのナノケア愛用者。
「今までのナノケアも十分素晴らしかったので、これ以上進化できるのかと半信半疑でした。でも実際使ってみると、うるおい感がアップしたとわかりやすく実感できましたね。ドライヤーだけでここまでの効果を出せるんだなと」(田村さん)
■自分の髪のうるおい度は?セルフチェック方法を伝授
髪のうるおい感を保つためには、「髪の水分量」が重要だと語る田村さん。
「健康な髪には12~13%の水分量が必要。でも髪の毛は自己修復機能がなく、一旦水分が出ていってしまうと、自分で作り出すことはできないんです。なので、外からしっかり水分を補ってあげるのが重要なんです」(田村さん)
ただ、髪の水分量が十分なのかどうか、髪に触れるだけではわかりづらいもの。そこで田村さんは、簡単にできるセルフチェック方法を紹介されていました。
「髪を1本取って、両側から引っ張ってみてください。簡単に切れてしまうようなら、水分量が不足している状態。強く引っ張ってもなかなか切れない場合は、うるおいが行き届いて弾力がある状態と判断できます」(田村さん)
その場でセルフチェックを行った河北さんは、どれだけ引っ張っても切れる気配がなかったそう!
「毎日のようにヘアアイロンを当てていますし、ロケなどで紫外線にもさらされやすいのに、これほど髪に弾力があるのは驚きです。ナノケアを継続利用してきたからこそかもしれません」(河北さん)
髪のうるおいを奪うのは、実はヘアアイロンや紫外線だけではありません。うるおいを奪う要因として田村さんが挙げたのは5つ。
・紫外線
・カラーリング・パーマ
・ブラッシング
・自然乾燥
・摩擦・高熱
意外にも、過度なブラッシングも髪のうるおいを奪う要因になるそう。
また、髪を洗ってタオルドライしたあと、自然乾燥させてしまうのも厳禁。濡れたまま放置すると、キューティクルが開いたままになり、水分がどんどん出ていってしまうとのこと。
40代は特に、これらのダメージが蓄積されパサつきや乾燥を感じやすくなっているかもしれません。
■髪にうるおいを与え、ツヤを維持するための3つの極意
ただ、紫外線やヘアアイロンやコテによる高熱は普段の生活で完全に防ぐのは難しいですよね。そこで、田村さんは日常生活に取り入れられる髪のうるおいケア方法を紹介。
1.ヘアケアアイテムを選ぶ
2.ベストなタイミングで洗う
3.正しい乾かし方で乾かす
「ヘアケアアイテムを選ぶ」というのは、「水分保持能力の高いアイテムを選ぶ」ということ。アウトバスでのヘアケアアイテムにオイルを取り入れている方が多いかもしれませんが、オイルは水分を含みません。入れ込んだ水分を閉じ込める役割を担うため、ヘアミルクなどで水分を補給してから最後に使うと良いそう。
また、髪を洗うタイミングとしては、夜がベストだと語る田村さん。
「髪は洗うとキューティクルが開いてしまいます。洗ったあとにしっかり乾かしてキューティクルを閉じても、しばらくは不安定な状態が続くので、そのまま外出して紫外線に当てるとダメージにつながりやすくなるんです。なので、できれば夜のお休み前、外出の5~6時間前までに洗ってあげるのがベストです」(田村さん)
3つ目の「正しい乾かし方」については、メイクアップアーティスト藤川直樹さんが、ナノケアを使った実演を交えて解説されました。
まずは頭皮に温風を当て、地肌から乾かしていきます。髪に風を当てる時、気をつけたいのが風向きです。下から風を当ててしまうとキューティクルが開いてしまうため、上から吹き下ろすように風を当てるのが正解とのこと。
「基本的には、ターボモードで地肌、髪の根元、毛先の順に乾かしていけばOKです。だいたい乾いてきたら、温冷リズムモードに切り替えてみましょう。温風であたためながら髪のくせをのばして、冷風で冷やすことで髪の表面が整うので、ツヤのあるしなやかな髪に仕上がります。最後に、毛先集中ケアモードで毛先をケアしてあげると、まとまりが出やすいですよ」(藤川さん)
実演されたヘアモデルさんの髪は、ナノケアを当てた後と前でツヤ感やまとまり感が驚くほどの差が。仕上がり後の髪を触った河北さんも、なめらかさに驚かれていました。
■会場には新ナノケア体験エリアやこれまでの歴史を振り返るブースも
イベント会場には新ナノケアを体験できるエリアが設置されており、イベント参加者のほとんどが、実際にナノケアを試し、その効果を実感していました。
その他にも、2005年の発売以来ナノケアがどのように進化してきたのかがわかる年表や、ナノケアの内部構造の展示など、ナノケアファンも新規ユーザーも楽しめるブースが多数用意されていました。
体験エリアでは、髪を濡らし、自分でナノケアを使えるだけでなく、プロのスタイリストさんに乾かしてもらいながら、正しい使い方をレクチャーしていただけました。
歴代ナノケアを並べ、それぞれがどのような進化を遂げてきたのかが解説されていました。
今回、大幅な進化を遂げ、より髪のうるおい度をアップしてくれる新ナノケア。ツヤのあるエイジレスな髪を維持したい方にぜひおすすめしたいアイテムです。(つやプラ編集部)
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