普段からあまり運動せず、ちょっと動いたり、仕事をしたりしただけですぐにどっと疲れてしまうという方はいませんか? そんな方は、肩こりや腰痛などに悩まされていることも多いでしょう。ちょっとパソコンを操作しただけで疲れを感じるようになったら要注意。実は、運動不足でも疲れることがあるのです。そんなときは「重曹ドリンク」がおすすめ。効果と作り方をご紹介します。
■疲れたときにたまる水素イオンは、「重層」が解決!
疲れがたまっているときには「水素イオン」が体内に蓄積されていると言われています。糖や脂肪として体内に取り込まれた水素原子は、電池と似たような働きをして、エネルギーの素になります。そして、酸素と結びついて水に変化し、汗や尿となって排出されます。 このとき運動などで汗を流す機会がほとんどなく、特に新陳代謝力が弱っている場合には、水素イオンが水として排出されず、体内に残り続けてしまいます。そうして水素イオンがどんどんたまっていってしまうのです。このとき、過剰に増えた水素イオンを取り払ってくれるのが「重曹」だと考えられているのです。
■重層ドリンクの作り方
重曹ドリンクを、運動不足疲れにぜひ活用してみましょう。市販の炭酸水と同じ効果が得られますが、市販の炭酸水には糖分が含まれていることが多いため、太りやすくなってしまいます。ぜひ手作りしてみましょう。ただし飲み過ぎは禁物。重曹は1日3gまでの摂取に止めておきましょう。
作り方は簡単。コップ1杯の水に対し1〜2gの重曹を溶かし、疲れを感じたときに飲むだけ! ちょっと飲みにくいという場合には、レモンや蜂蜜を加えるといいでしょう。
食塩と砂糖を入れて、スポーツ時に活用も
スポーツをする方は、重曹小さじ山盛り1杯に、食塩小さじ1杯と、砂糖小さじ山盛り4杯を加えて、完全に溶けるまで混ぜ合わせて飲んでみましょう。いわゆる手作りのスポーツドリンクの完成です。ぜひスポーツの前後や、最中に飲んでみてください。
これらはすべて、食品用の重曹を使用することをオススメ。運動不足も解消され、水素イオンが体外に排出されやすくなり、不調も戻ってくるはず! ぜひ試してみてください。
(つやプラ編集部)
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【参考】
※主婦と生活社著(2014)「やっぱり重曹はスゴイ!」(主婦と生活社)
※ヴィッキー ランスキー著(2002)「魔法の粉ベーキングソーダ(重曹)335の使い方」(飛鳥新社)