2015年09月27日
老け見え「膝回りのたるみ肉」は筋トレで解消!寝たまま膝肉ダイエット
冬になる前に、シルバーウィークを利用して南国に出かける人もいるかもしれません。そこで今回は、水着やホットパンツにならない時期の間にケアしたい「膝肉」をテーマに、美脚を作る方法をご紹介します。
■美意識を高く!「膝肉」にフォーカス
お腹やヒップなどお肉のつき加減がわかりやすいところばかり見て「太った太った」と嘆いていませんか? 実はその影に隠れて「加齢を強烈に感じさせる部位」があるってご存知ですか? それはズバリ、「膝肉」です。まず膝の理想的な条件は下記の通りです。
・膝の上にお肉がのっていない
・膝のお皿がまっすぐ、前向き
・上下がキュッと引き締まっている
・シワ、セルライトなどがなく、手触りがスベスベ
いかがですか? 上記をクリアしている人は、少ないように思います。逆に思い当たる節があり、背筋がブルッとした人の方が多いかもしれませんね。あらためて膝を眺めてみると、そこから色々なことが見えてきます。
■2cm以上つかめたら要注意!膝肉が厄介な理由
太ももが太い人を見ると、大抵膝の上まで脂肪が付いているはず。また、実際に太ったわけではないのに、重力による脂肪のたるみから、膝全体がモッサリとした感じに見えてしまうことも。ちょっと自分の膝を見てみましょう。立った状態で膝上のお肉が2cm以上つかめたら要注意! 膝上のたるみは、目立ちやすく脚を太く見せたり、短く見せてしまいます。
■原因は膝じゃなかった!老け感MAXは「膝肉」のせい!?
アメリカでは膝肉のたるみで年齢が出るという理由から、脂肪の除去手術などをする女優さんもいますが、やはり、たるみや黒ずみやカサカサなど、手入れのされていない荒れた膝は、老け感が半端ではありません。そもそも膝のたるみは、膝そのものに原因があるわけではなく、その上にある太ももの筋肉(大腿四頭筋)の筋力に大きく左右されています。加齢、そして運動不足が原因で筋肉が衰えると、太もも全体にハリがなくなってたるんでくるのです。
■タプつく膝肉を解消!美脚エクササイズ
この動作は、太もも裏側・前側・内側を引き締め「膝肉を綺麗スッキリ引き締める」効果が期待できます。さらに両脚を天井方向に伸ばす際には、お腹の深い筋肉も刺激するので体幹力も鍛えられるので、歩く姿勢も綺麗になり膝肉もしっかり刺激されるようになります。ぜひ、老け感たっぷりの膝肉を削ぎ落として美脚を取り戻してください。
(1)床に仰向けになります。膝を曲げたらスモールボールやクッションを両足に挟みます。この時腰が床から離れすぎないように注意して下さい。
(2)ゆっくりと息を吐きながら、両足を天井方向にまっすぐ伸ばします。この時太もも前側は、ギュッと力を入れ引き締め効果を上げるように意識し、裏側のハムストリングスはストレッチ効果を高めるようにして下さい。ゆっくりと膝を曲げ元の位置に戻ったら、同じ動作を8回×1セットを目安に繰り返して下さい。慣れてきたらセット数を増やしてみて下さい。
美意識は高く! 人がフォーカスしない部位を磨き上げて、いつまでもキレイをキープしてください。
(株式会社ボディクエスト YOGAエクササイズディレクター 森和世)