月がきれいに見えるシーズンです。夜空を見上げると真っ暗ではなく、月明りは思いのほか明るく、星のきれいさに改めて気がついたり、月の見え方に新たな発見をしたりします。
大人になると一年があっという間に終わるように感じ、昼間も慌ただしく過ぎていきますね。だからこそ、自分をとり戻すためにも夜の時間を今一度見直してみてください。
理学療法士の筆者が、身体や心の重さを一掃する夜の過ごし方を3つご紹介します。
■湯船につかる
忙しくていつもシャワーだけですませている人も、浴槽にお湯を入れて、ぬる目のお湯に10分ほど浸かってみましょう。
ぬる目のお風呂につかることで身体の深部体温が上昇すると、入浴後1時間くらいしてから深部体温が低下していき、自然と眠気がやってくるでしょう。そのまま朝まで眠ることで疲れもとれやすく、肌や髪の健康もサポートします。
お湯につかることで浮力が働きます。そうすると、いつも重力と戦う私達の身体が重力から開放されるだけではなく、血流改善などのさまざまな効果が期待できるということも、研究で明らかになっています。
■ストレッチする
寝る前のひと時に、身体をほぐすことはおすすめです。どこが伸びているのか感じながら、ゆるやかに行ってみてください。必要以上に負荷をかけるようなストレッチではなく、痛みを感じる手前の「気持ち良い」と感じる程度が良い加減です。
筋肉を和らげ血流を良くすることで、脳のアルファ波が増加し、心身共にリラックス効果を生む副交感神経が活性化します。
■スマートフォンやデジタル機器はOFF
最近は「デジタルデトックス」という言葉をよく耳にします。IT依存をしないためにも、携帯電話やパソコンなどのデジタル機器から離れる時間をとることが、できる女性の間で密かに流行しています。
仕事や人間関係などのしがらみから開放され、自分時間を大切にして、リラックスした時間を過ごすことが大切です。その時間には、大好きな温かい飲み物を飲みながら、夜空を眺める時間を作ってみてください。
ちょっとやる気が出ない時こそ、自分を大切にして癒やしてあげると、明日の活力につながります。「やる気が出ないかも」と思った時こそ、夜の自分時間を充実させて、未来に向かっていきましょう。
(著者/講師/理学療法士 矢間 あや)
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