気がつかないうちに目元がくすみ、老けて見えるだけではなく、淡い色のアイシャドウが濁って見えると感じたことがありませんか? 現在44歳の筆者も、実は4年前までそのような悩みを抱えていました。
アンチエイジングアドバイザーの筆者がその実体験を元に、目元のくすみ改善方法をご紹介します。
■筆者の目元のくすみの変化
“百聞は一見にしかず”とはいいますが、実際に筆者の目元のくすみの変化をご覧ください。
上の画像は、40歳の頃と44歳の現在の筆者のすっぴんの画像です。40歳の頃の画像が暗く感じられるのは、筆者の肌がファンデーションの色でいうと3〜4段階明るくなったことなどが関係しています。
40歳の頃は、ご覧のようにまぶたがかなり濃い茶色にくすんでいました。そのため、淡い色のアイシャドウが使えず、いつも二重幅には濃い色のアイシャドウを使用していました。
そうすると、目の下のクマと二重幅に塗った濃い色のアイシャドウが一体化して、余計に老けて見えるのが悩みでした。
■目元のくすみ改善のためにやめたこと4つ
目元のくすみを改善するために新しいケアをとり入れたというよりも、続けてきたことを見直すことを中心に行いました。筆者がやめたことは、下記の通りです。
(1)落ちにくいアイメイク
目が大きく瞬きが多い筆者は、アイメイクが崩れやすいのが悩みでした。
マスカラもアイライナーもウォータープルーフでなければパンダ目になってしまう、という思い込みがありましたが、その思い込みを捨てることから始めました。
フィルムタイプのマスカラとアイライナーにする
お湯で落とせるフィルムタイプでもモチがいいことを知り、ほとんどのマスカラとアイライナーをフィルムタイプに切り替えました。
(2)ポイントメイクアップリムーバーの使用
アイメイクはポイントメイクアップリムーバーとコットンを使用してアイメイクと馴染ませ、こすらずにやさしく落とすというのが教科書通りのアイメイクの落とし方。しかし、どうしても毎日続けていると摩擦が起きるように感じました。
そこで、ポイントメイクアップリムーバーの使用を基本的にやめました。現在では1年に数回使う程度です。落ちにくいアイメイクをやめたことで、その必要性がなくなったことも関係しています。
油脂系のクレンジングオイルを使用する
アイメイクを落とす際は、クレンジングオイルを使用しています。クレンジングオイルというと肌の乾燥の原因になってしまうと考えがちですが、クレンジングオイルにも種類があります。
高い洗浄力をもちながらも、肌に必要なうるおいを残して洗い上げることに長けている「油脂系のクレンジングオイル」を主に使用するようにしました。油脂系のクレンジングオイルは油脂を主成分にしたもので、成分表のトップに「オリーブ果実油」や「マカデミア種子油」「トウモロコシ胚芽油」「シア脂」「馬油」などの油脂成分の表示があるもの、というのが目安になります。
(3)コットンの使用
目元のくすみがひどい頃、1日に何度もコットンを使用していました。メイクを落とす時、化粧水を塗る時、乳液を塗る時、多い時は1日に5枚使用し、摩擦に注意して肌あたりのいいオーガニックコットンを使用していました。
しかし、それでも少なからず摩擦はあり、自分では気がつかないうちに指先に力が入ってしまうことがあるということも考えました。そして、コットンの日常使用をやめました。
現在では1袋のコットンを購入すると、顔に使うのは年に数回なのでかなり余ってしまいます。なので、ネイルのオフに専ら使用しています。
(4)アイシャドウを塗る際にチップで塗る
まぶたにくすみがあると、アイシャドウを濃くしっかりとのせたくなるので、締め色のアイシャドウはチップで塗っていました。
またその際、少しまぶたに押し付けるようにしていた記憶があります。ですが、摩擦になるのでそれもやめました。
肌あたりの良いブラシとアイシャドウベースを活用
現在では肌あたりの良いブラシでやさしく塗っていますが、アイシャドウベースを使っていることもあり、崩れが気になることはありません。
目元のくすみが気にならなくなると目元の印象が若々しくなり、淡い色のアイシャドウが映えるようになります。新しいアイテムの購入やケアを始める前に、ご自分が続けている習慣をぜひ一度見直してみてください。
(アンチエイジングアドバイザー 遠藤 幸子)
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