「髪が絡んでブラッシングが大変」というお悩みはありませんか? 更年期になると女性ホルモンの減少により、髪が細くなる、うねりが生じる、乾燥しやすくなるなども髪質の変化を感じる場合があります。
髪質を変えることはむずかしいですが、お手入れ次第で扱いやすさは変わるもの。簡単なお手入れをとり入れるだけで、髪が絡みにくくなります。
美容ライターでコスメコンシェルジュの筆者が、髪が絡みにくくなる簡単なお手入れ方法をご紹介します。
■髪が絡む主な原因
髪が絡む原因はいくつか考えられます。髪が絡みやすくなる主な原因をまとめていきます。
細くやわらかい髪
髪が細くやわらかくなると、太い頃よりも髪が絡まりやすくなります。
髪のうねり
うねりや縮れが気になる髪は、絡まりやすい髪質といえます。
乾燥
乾燥によって静電気が発生すると、髪の絡みや広がりにつながります。
髪のダメージ
ダメージによって髪のキューティクルが傷つきはがれることで、髪同士が引っかかって絡まる原因につながります。
髪をぬれたまま放置する
髪がぬれてキューティクルが開くとダメージを受けやすく、髪の絡まりも起こりやすい状態になります。
タオルで強くこすっている
髪がぬれている状態で強い摩擦を与えると、髪の傷みや絡まりを招きます。
上記に心当たりがある方は、毎日のお手入れで髪の絡まり対策をしましょう。
■髪が絡みにくくなる簡単なお手入れ方法2つ
(1)シャンプー前のブラッシング
シャンプー前にブラッシングをして、あらかじめ髪をといておきましょう。
洗う前にきちんととかしておくことで洗髪時の摩擦も軽減されますし、まんべんなくシャンプーやトリートメントが行き渡りやすくなります。
目の粗いブラシを使う
髪の絡みがひどいときは、くしどおりにストレスを感じることもありますよね。
絡みやすい髪質のお手入れには、目の粗いブラシが活躍します。目の粗いブラシなら手ぐしのような感覚でとかすことができ、絡まりをほぐしやすいです。
(2)シャンプー前にトリートメントをしておく
絡みがひどいときは、シャンプー前にトリートメントをすることもひとつの手。
シャンプー前に髪に油分を与えることによって髪の摩擦が起こりにくくなり、細い毛の保護につながります。
トリートメントはブロックごとに小分けで塗る
トリートメントを塗るとき、一気に全体に塗るとムラになりがちです。そうなると、絡まった部分にトリートメントがなじみにくく、洗髪後も絡まりがとれていないということも。
髪を小分けにしてブロックごとに塗ることで、細部までムラなくお手入れしやすくなります。
一口にヘアケアといっても、髪の状態によって適切な方法は異なります。髪の絡みが気になる方は、今回ご紹介した方法を試してみてください。
(美容ライター・コスメコンシェルジュ 古賀 令奈)
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