腸内環境が気になる方、今が旬のカブを取り入れてみませんか?カブの旬は冬というイメージがありますが、実は旬は年に2回あり、3月から4月にも訪れます。
食物繊維が豊富に摂れるカブで、効率的な腸活を行なってはいかがでしょうか。
ウエルネス&ビューティーライター、ローフード・マイスターの筆者が、カブに期待できるうれしい働きと、より効果的な食べ方をご紹介します。
■カブで腸内の善玉菌を増やしましょう
カブに含まれる食物繊維は、腸内にたまった老廃物をからだの外に出すデトックス作用のほか、腸内の善玉菌を増やす働きもあります。
また、カブに含まれているアミラーゼは、胃腸を健康に保つ働きも期待できます。
お通じのリズムが整い、栄養素の消化や吸収もスムーズになることで代謝が上がり、ダイエットのサポートにつながります。
■春のカブは、ぜひ「生」で食べて!
春のカブはみずみずしい甘さと、やわらかさが特長ですので、加熱をせずに食べることをおすすめします。
なぜなら、生の状態で食べると胃腸の動きを整えるのに役立つ消化酵素が、食べ物から摂れるから。食物酵素には善玉菌を増やす働きがあるので、デトックスもいっそう期待できます。
■善玉菌が増える! 意外で効率的なレシピ
(1)カブのヨーグルトサラダ
カブはサラダにしても美味しくいただけます。乳酸菌が豊富なヨーグルトを使ったドレッシングでどうぞ。
材料(2人分)
カブ 2個
プレーンヨーグルト 大さじ2
オリーブオイル 小さじ2
塩 小さじ1/3
レモン果汁 小さじ1/4
ブラックペッパー 少々
作り方
(1)カブは皮つきのままよく洗い、薄いイチョウ切りにして塩を振って軽くもみ、10分ほど置いて水気を絞っておきます。
(2)プレーンヨーグルト、オリーブオイル、レモン果汁、ブラックペッパーを混ぜ合わせておきます。
(3)(1)を(2)でよく和えれば完成です。
(2)カブの水キムチ
腸内環境を整える働きのあるオリゴ糖シロップで甘みをつけます(ない場合ははちみつでも)。漬け汁ごとどうぞ。
材料(作りやすい分量)
カブ 3個
水 1/2カップ
オリゴ糖シロップ(またははちみつ)大さじ1
レモン果汁 大さじ1
しょうが ひとかけ
にんにく ひとかけ
塩 小さじ1
作り方
(1)カブは皮をむき、1cm幅のイチョウ切りにしておきます。
(2)しょうが、にんにくはスライスしておきます。
(3)水、オリゴ糖シロップ、レモン果汁、塩を混ぜ合わせた中に(1)と(2)を加えて、1時間ほど漬け込めば食べられます。
(3)カブとりんごのスムージー
春のみずみずしいカブはスムージーにしても。朝食や間食がわりにおすすめです。
材料(1人分)
カブ1個
りんご 1/4個
はちみつ 大さじ1
水 100ml
作り方
(1)カブとりんごは皮をむき、ひと口大に切っておきます。
(2)(1)とはちみつと水をミキサーに入れて、なめらかになるまで攪拌すれば完成です。
春に旬を迎えるカブのフレッシュな食感は、冬のカブとはまた違った味わいがあります。善玉菌を増やすとっておきの食べ方で、美ボディと美肌を手に入れてくださいね。
(ウエルネス&ビューティーライター ユウコ)
【関連記事】
・栄養士が食べない「実はデブ菌が増える」食べ物
・腸の不調の原因になる!?コーヒーのNGな飲み方
・栄養士が食べない「老化が加速する食べ物」
・朝の一杯で一日が終わる!?朝飲んではいけない飲み物
【参考】
※かぶ – わかさ生活
※食物繊維 – わかさ生活
※乳酸菌 – わかさ生活
※酵素 – わかさ生活