「梅」の旬は5月~7月。梅干しや梅シロップをはじめ、さまざまな料理に使われ、疲労回復や食欲増進の働きがあります。暑さでバテやすい夏にはぴったりの食材ですね。料理に活用すれば、元気に夏を過ごす手助けになりそうです。
ベジ活アドバイザーの筆者が、普段の食事に取り入れやすい梅調味料のレシピをご紹介します。
■普段の食事に取り入れやすい梅調味料のレシピ3つ
(1)梅ソース
バンバンジーや豚しゃぶ、カルパッチョや冷奴などの淡泊な料理と相性がよいです。ほどよい梅の酸味が食欲をそそりますよ。
特に、豚肉は“疲労回復のビタミン”と別名がある「ビタミンB1」を多く含む食材です。梅干しの「クエン酸」とあわせると、より疲れ解消に役立ちそうですね。
マヨネーズと同量の梅ソースを混ぜると、即席ディップにもなります。キュウリやパプリカ、ダイコンなどの野菜スティックとあわせても美味しいですよ。夏のビタミン補給にもおすすめです。
材料(作りやすい量)
・梅干し 50g(正味)
・みりん 大さじ1
・酒 大さじ1
・砂糖 小さじ2
・昆布茶 適宜
作り方
(1)梅干しは種を取り除き、包丁でたたきます。
(2)小鍋に調味料を全て入れて加熱(少量なので電子レンジで10〜20秒加熱してもOK)したら、(1)を加えてよく混ぜ合わせて完成です。
(2)煎り酒
煎り酒は江戸時代から伝わる万能調味料で、醤油の代用としてさまざまな料理に使うことができます。さっぱりとした梅の塩味が夏にぴったりです。
醬油の代わりとしてお刺身につけていただいたり、お酢を加えてドレッシングにしても◎。ざるそばや素うどんの味付け、野菜やキノコを蒸したものにかけて和え物にしても美味しいですよ。
材料(作りやすい量)
・酒 200ml
・梅干し 1〜2個(塩分が高いものなら1個、甘めのものなら2個)
・かつお節 1パック
作り方
(1)鍋に酒、軽くつぶした梅を種ごと入れます。沸騰したら煮詰めて、半分くらいの量になったらかつお節を入れて火を止めます。
(2)キッチンペーパーを敷いたざるで濾したら完成です。
(3)梅醤油
青梅を醤油でつけるだけで完成する、梅醤油。漬け込む時間も3〜4週間とあまり長くないので、初めての梅仕事におすすめです。
冷蔵庫で半年ほど保存もできるので、料理に加えてみましょう。ほんのり梅風味を感じる醤油なので、生姜焼きや焼きおにぎり、卵焼きなどに使うと美味しいですよ。
材料(作りやすい量)
・青梅 400g
・醤油 400ml
作り方
(1)青梅を水に2〜3時間つけて灰汁をとります(時間があれば一晩)。
(2)キッチンペーパーで(1)の水気をしっかりきって、竹串、もしくは爪楊枝でヘタをとります。
(3)煮沸消毒した密閉容器に(2)を入れてから、醤油を注ぎます。冷蔵庫に入れて3〜4週間たったら完成です。
梅を使った調味料のレシピを3つご紹介しました。夏の疲れとりや食欲UPにおすすめの「梅」を、美味しいレシピを活用して無理なく取り入れてみましょう。
(ベジ活アドバイザー 生井 理恵)
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