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ダル過ぎる下半身をリフレッシュ!美脚になるヨガポーズ

エクササイズディレクター
森和世

この時期特有の、湿気を含んだ重い空気に、体もどんどん重く沈むような気がしているのは筆者だけではないはずです。

ムシムシ感も半端なく、不快指数はとっくに振り切り気味で、何をするのも億劫な状態に気持ちまで沈んでしまいますね。

YOGAエクササイズディレクターの筆者が、実践すれば不快指数も一気に下がる「ふくらはぎのリフレッシュヨガポーズ」をご紹介します。

■パリヴルタ・マラーサナ(花輪のポーズ)で、ふくらはぎをリフレッシュ!

このポーズは、ねじる動作で腰回りの疲れを解消、さらに胸を開く動作で、肩周りのコリを解消します。とはいえ一番の特徴は、足首やふくらはぎの大きな筋肉であるヒラメ筋をストレッチして、足首や美脚効果が期待出来ることではないでしょうか。ヒラメ筋はふくらはぎにある腓腹筋のさらに奥にある筋肉で、その名の通りヒラメのような形をしています。膝を曲げる動作でストレッチング効果が高まります。

こんな人は試してみて!

運動不足や長時間の座り姿勢から、ふくらはぎには老廃物などが溜り、冷え、むくみ、下半身太りが生じます。特に今の時期、体力も低下して運動する気も起きない時だからこそ、ゆっくりポーズを取りながら身体の疲れ、溜まった老廃物を流してスッキリして下さい。

効果

足首の柔軟性及び強化 ふくらはぎの引締め 鼠蹊部及び背中のストレッチ 肩の柔軟性アップ 腹部の引き締め

注意する点

背中と膝に故障がある人は、無理のない範囲で実践しましょう。

「パリヴルタ・マラーサナ(花輪のポーズ)」のやり方

※このポーズは、両手を組まない簡易バージョンです。

1.両足をできるだけ近くに寄せてしゃがみます。踵はなるべく床につけますが、ブランケットや畳んだマットの上でもOKです。太腿を胴体よりやや広く開き、両肘は両膝の内側につけ、両手は床につけます。膝は肘を押し返すイメージでお尻やそけい部をストレッチします。この時、尾てい骨は床に伸び、頭のてっぺんは天井に伸びるように、お腹を丸めないよう腰や背中を伸ばしましょう。そのまま10呼吸ほど繰り返します。

20160713mori01

2. 右手を床につけ、左手を高く天井の方へと伸ばします。この時、肘が膝の前から離れないように注意しましょう。顎を軽く引き、目線は天井方向へ。

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3. そのまま左手を腰に置き、左の肩をゆっくり後ろに引きながら、胸の開きを感じましょう.

20160713mori03

いかがですか? 実際にポーズを取ると、かなりお尻や太腿がほぐれていく感覚を味わえると思います。胸も気持ちよく開き、全身に新鮮な酸素を流して、ダルい気分を吹き飛ばして下さいね。

(株式会社ボディクエスト YOGAエクササイズディレクター 森和世
ボディクエストのエクササイズディレクターとしてワークアウト開発に携わると同時に、YOGAスタジオやスポーツクラブなどで指導にあたる。著書に「幸せ美人になるための5日間レッスン」など。)

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