人生の折り返し地点ともいえるアラフォーになると、仕事や子育てで悩み落ち込んだり、ファッションやメイクでの自己表現に迷いが生じたりするものです。
ルーティンを繰り返す日々の中で「このままでいいの?」と、未来に不安を抱く方も少なくないでしょう。そんな時、気づきを与えて成長を促してくれる心の処方箋本を厳選してご紹介します。
■アラフォー女性におすすめの処方箋本4選
(1)『今日もていねいに。』松浦弥太郎(PHP研究所)
「暮らしの手帖」の編集長を9年間務め、現在はセレクトブックストアを運営するなど、新たな挑戦に向かって進む松浦弥太郎さんのエッセイです。
朝の目覚めから一日の終わりまで、雑然と過ぎ去っていく毎日を心地よく、自分らしく過ごすためのヒントが詰め込まれています。
自分に自信が持てない、人間関係に疲れた、大切なものが何かを見失った、などという時に、もう一度自分を見つめ直してさらに良い人生にしていこうと前向きになれる1冊です。
(2)『されど“服”で人生は変わる』齋藤薫(講談社)
美容ジャーナリストとして活躍する齋藤薫さんは、多数の女性誌で連載を持つ人気エッセイストでもあります。そんな著者本人がオシャレに疲れてしまったことをきっかけに、「着る」ことで幸せになる方法を探ろうと書き始めたコラムをまとめたものが本著です。
毎日の服選びが憂うつで、どんな服を着ればいいのかわからなくなったオシャレ迷子だけでなく、服を通してどんな女性になりたいかを自問する人生の指南書としても活用できます。
(3)『赤い口紅があればいい いつでもいちばん美人に見えるテクニック』野宮真貴(幻冬舎)
ピチカート・ファイヴの3代目ヴォーカリストとして音楽やファッションのアイコンとなった野宮真貴さんのエッセイです。
21歳から体重が変わらないという彼女の驚異のスタイルを保つための秘訣や、大人女性に必要な清潔感あるファッションやメイク方法のコツなど、自分を一番美しく見せるためのコツがふんだんに盛り込まれています。
読み終わった後は、赤い口紅が欲しくなってしまうことまちがいなしですね。
(4)『東京の森のカフェ』棚沢永子(書肆侃侃房)
「カフェでお茶をする時間がたまらなく好きだ」という女性は多いでしょう。現に平日でも素敵なカフェに行くと、女性客で満席なことも珍しくありません。
まるで時が止まったかのように静かなカフェで美味しいお茶を飲むことは、女性にとって最高の癒しといえるのかもしれません。
本著は、都内にある自然に囲まれたとっておきのカフェを、美しいカラー写真で紹介した究極のカフェ本です。休日に訪れるカフェの候補を探してみてはいかがでしょうか。
いかがでしたか? ぜひ、お気に入りの1冊を見つけてみてくださいね。
(ホリスティックビューティインストラクター 三浦絵里子
英国で自然療法を学び、帰国後は日本ホリスティックビューティ協会(HBA)で植物療法のインストラクターとなる。「美は心身の健康と豊かな感性に宿る」をモットーに、HBAの運営に携わりながら講師や美容ライターとして活躍中。)
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