冬のおしゃれに「ニット」や「セーター」は欠かせません。1枚で着たり、ジャケットやコートのインナーとしても活躍してくれます。
ハイブランドショップの元店長でミニマムリッチコンサルタントの筆者が、大人女性のニットやセーターの選び方をご紹介します。
■「ローゲージニット」より、「ハイゲージニット」を選ぶ
素材にもよりますが、ローゲージのもの(ざっくり粗く編まれたもの)は、ハイゲージのもの(網目が細かく密なもの)よりも、カジュアルな印象が強くなります。
また、ローゲージニットのルーズシルエットはナチュラルで可愛い印象ですが、太ってみえることもありますので注意が必要です。
大人の着回しを考えるなら、インナーにも着ることができるハイゲージニットがおすすめです。
■試着で、「首回り」「フィット感」「肌触り」を確かめる
「私はMサイズ」と決めつけないで、面倒がらずに全てのサイズを試着してください。
同じMサイズでもデザインによってフィット感が違いますので、「ほどよいゆとりがあるか」「着心地が良いか」を試着で確認しましょう。特に、首回りの開き具合やデザインは、顔の印象を左右します。つまったものよりもVネックの方がすっきり見えます。
また、大人の女性には、ガサガサやチクチクした素材は似合いません。心までガサガサになるので、肌触りを重視しましょう。
■コスパブランドで毎年買い替える
くたびれたニットは、顔つきまでくたびれて見えてしまいます。高級なボロボロのニットを着つづけるより、コスパブランドで毎年新しいものを購入して着る方がおしゃれです。
おしゃれの達人は、自分に似合うデザインのベーシックな白、黒のものを毎年買い替えています。
ニットやセーターは、どんなに大切に扱っていても一生ものとはいきません。少しでもくたびれてきたら、思い切って捨てましょう。「ブランド品だから」「高かったから」と思うと捨てることができないので、タグを見ずに判断しましょう。
※ミニマムリッチ=「上質なものを少しだけ」の意味です。日常の中での意識を少し上質に変えるだけで豊かになれます。
(ミニマムリッチコンサルタント 横田真由子
株式会社ケリングジャパン(旧 GUCCI JAPAN)で販売スタッフとして有名人やVIP客の担当となり、3年で店長に昇格。独立後「上質なものを少しだけ持つ人生」=「ミニマムリッチ®ライフ」を提唱する。)
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