2019年02月04日

冬は夏より痩せやすい！「ボディ引き締めアイテム」3選

美容ライター
斎藤真知子

「年末年始に飲み過ぎ、食べ過ぎをして、どうも身体が重い」というアラフォー女性に朗報です。

実は、冬は夏より1.5割増しで痩せやすいということがわかっています。なので、まだまだつづく寒い期間を利用して、ボディ引き締めをスタートしましょう。

美容エディター＆ライターの筆者が、引き締めを手助けしてくれる「優秀なボディジェル＆クリーム」を3点ご紹介します。

■冬は夏より基礎代謝が上がっている

寒くて身体が縮こまりがちな冬は、夏より代謝が落ちているイメージがあると思いますが、実際は真逆です。冬の方が夏より1.5割増しで基礎代謝が上がっているそうです。

全メニューを医師が開発したメディカルエステで話題の「クリニカルサロン　シーズ・ラボ」マネージャーで、ニキビやダイエット、たるみなど、美容に係る悩みや相談を受けてきた木南陽子さんに、詳しくうかがってみました。

「人の身体は、外の気温に合わせて熱を放出したり産生することで、体温を一定に維持しています。夏は主に発汗して熱を放出し身体を冷やしていますが、冬は逆に身体を温めようと熱を生み出すことで、エネルギー消費量（基礎代謝量）が増えているのです」

さらに、「冬場は褐色脂肪細胞が脂肪を分解し、熱を産生して体温調節をしています。特に寒い環境下で、交感神経の活動が高まるにつれて、褐色脂肪細胞が活性化することがわかっています」というから驚きですね。

ダイエットの効果を実感しやすいのは、夏より冬、というわけです。

本来なら痩せやすいはずの季節に太ってしまうことが多いのは、「慢性の冷え」「アラフォー女性の基礎代謝量が20代の頃に比べて落ちている」ことなども理由ですが、最も単純で大きな理由は、食べ過ぎてしまっても寒くて動かないからです。

年末年始のイベントで普段よりカロリーを摂ったのに、寒くて動くのが億劫だからと家でじっとしていたり、普段は行っているウォーキングやジム通いなどもお休みにしがちな人は多いと思います。しかし、基礎代謝量が増えている季節なので、少し動いてみれば夏よりスムーズに身体を引き締めやすいのです。

さらに、運動をする際は、引き締め力に長けているボディジェルやクリームを塗って行いましょう。より早く成果が出やすいはずです。

脂肪細胞の分解や燃焼を促す「カフェイン」や「ユーグレナエキス」、脂肪の蓄積を予防する「ピンクペッパーエキス」、セルライトの凸凹をケアする「生シアバター」「アボカドエキス」「ベントナイト」など、3つのジャンルの引き締め成分を配合したマッサージ用ゲルです。

さらに、むくみを改善する目的の成分や肌の透明感を引き出す成分、保湿成分などを贅沢に配合しており、軽くマッサージしながら塗るだけで、なめらかで引き締まったボディに導きます。

太ももやヒップなどのセルライトができやすい部分に特におすすめです。グレープフルーツの香りで気分もすっきりします。
（200g　税抜価格3,800円　ドクターシーラボ）

エラバシェは創業80年以上の老舗のブランドで、フランスのエステティシャンをはじめ世界中のエステサロンで使用され、効果に定評のあるアイテムが多くそろっています。

こちらのアイテムは、「バニリルブチル」という温感成分で血行を促進し、身体の深部から温めながらボディを引き締めてくれる頼もしいクリームです。

塗った部分がしばらくするとカーッと熱く感じるのが特徴で、「毎日つづければかなりの引き締め力を発揮する」とボディケア好きの間でも評判です。筆者も使用しつづけて、お腹周りとウエストラインに効果を実感しました。

お尻や足の冷え、むくみにお悩みの人に特におすすめです。

また、肌が敏感な人は温感を強く感じることがあるので、初めは肌の一部分に塗って様子を見ながら使いましょう。塗った手でそのまま顔を触らないよう注意してください。
（180ml　税抜価格10,000円　ピー・エス・インターナショナル）

海のパワーを生かした製品をつくりつづけているフィトメールの、ボディ用引き締めジェルです。

睡眠中に脂肪細胞が活動して脂肪をつくり出している点に着目し、「海洋性タウリン」を豊富に含む「ジャニアルベンスエキス」や「ピンクペッパーオイル」、脂肪燃焼を促す独自処方の働きで寝ている間の引き締めを実現します。

爽やかな水色のジェルは伸びも浸透も良く、塗ってからしばらく適度な清涼感を感じるので、立ち仕事などで足が重くだるくなりやすい人におすすめです。

夜に塗って眠ると、朝には足全体がすっきりし軽くなっています。もちろん、二の腕やお腹などにもおすすめですよ。
（150ml　税抜価格10,800円　アブコ）

引き締めボディアイテムの助けもかりながら、薄着の季節までにスッキリボディを目指してください。

（美容エディター＆ライター　斎藤真知子
編集プロダクションと美容雑誌編集部を経てフリーランスに。かれこれ20ウン年美容雑誌業界の片隅でお仕事中。肌データは、アトピー持ちの（でも現在はほぼ出ない）基本乾燥肌。）