「食べたいけれど糖質が多いから……」と、麺類を避けている方も多いのではないでしょうか?
確かに白米や小麦粉は血糖値が上昇しやすい高GI(グリセミック指数)食品ですが、麺類は意外とGI値が低いんです!
今回は、炭水化物が食べたくなった時におすすめの低GIの麺類をご紹介します。
■低GIのおすすめ麺類4つ
(1)蕎麦
蕎麦はGI値が低いだけでなく、そのタンパク質は、「レジスタントプロテイン」と呼ばれ、腸内で食物繊維と同じような働きをして糖の吸収を穏やかにする働きがあります。
ただし、注意しなくてはならないのが、蕎麦粉の割合。小麦粉の分量が多くなればなるほどGI値が上がってしまいますから、選ぶなら十割蕎麦がベストです。
(2)パスタ
パスタに使われるデュラム小麦は、比較的GI値の低い小麦。岐阜大学の早川教授によれば、パスタは冷やすことで、食物繊維と同じような働きをする「レジスタントスターチ」と呼ばれるでん粉ができるそう。パスタを食べる時は、冷製パスタをチョイスしてみて!
(3)ビーフン・フォー
アジアではポピュラーな、米粉を使って作られたビーフンやフォーは、ご飯やうどん、食パンなどよりも低GIの食品。
ただし油を吸いやすいので、茹でたビーフンやフォーに野菜を混ぜたサラダ風のものや、さっぱりスープで食べるのがおすすめです。
(4)しらたき
麺類ではありませんが、積極的に糖質OFFを心がけている方におすすめなのがしらたき。糖質がほとんどゼロのため、安心して食べられます。ただし消化はあまり良くないので、よく噛んで食べましょう。
低GIの麺類を選んで、ストレスフリーな糖質OFF生活を続けたいですね。
(美養フードクリエイター 岩田 まなみ)
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【参考】
※“食べても太らない”法則 ~GI値ってナンだ?~ – 養命酒製造
※ビーフンを食べて強くなる! – ケンミン食品
※うまみ成分コハク酸が、がん細胞の増殖を抑制 – 広島大学
※冷やして得する栄養学美容と健康の強い味方レジスタントスターチとは? – 『世界一受けたい授業』(日本テレビ)