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なんと顔の10倍!?「かかとの角質」ケア方法&意外なNG習慣


小塚美香

気候が穏やかになり、素足にサンダルやミュールを履く季節が待ち遠しくなってきましたね。素足を見せる機会が増える夏に向けて、冬場に隠れていたかかとのケアをするなら今がチャンス! さっそく足元ケアを見直して、「つるつるかかと」を目指しましょう。

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■足裏の角質層は顔の約10倍!?

かかとの角質層は、顔が約10~20層なのに対して、約100層もの分厚い層。また、足裏には汗腺は沢山ありますが、皮脂腺がないため、水分を保持する力が弱く、乾燥しやすいという特徴があります。乾燥などの刺激を受けてガサガサになり、角質が厚く悪化していくと、ひび割れてひどい時には血が出てしまうことも!

 

■「ガサガサかかと」原因になるNG習慣3つ

(1)足を圧迫する靴や合わない靴

高過ぎるヒールの靴や、ゆる過ぎる靴、窮屈な靴など、足に負担がかかるものは避けましょう。摩擦や刺激によって、角質が厚くなってしまいます。

 

(2)「身体の冷え」も原因に!

身体の末端である足は、血流が滞りがち。冷え性の場合、末端まで十分な栄養や水分が行き届きにくいため、皮膚が乾燥しやすいのです。

 

(3)「1日中エアコン」も実はかかとの敵!?

エアコンにより皮膚が乾燥するのはご存知のとおりですが、顔の乾燥は気にするのに、手足の乾燥は後回しにしていませんか? かかとも同じように、皮膚が水分蒸発をしやすくなるんです。

 

■今から始める「つるつるかかと」の作り方

(1)角質をオフ

保湿剤がなかなか浸透しないということはありませんか? その原因は余分な角質の厚みのせいかも。皮膚の厚みが気になる時は、かかと専用のやすりや足への負担が少ないスクラブ、ピーリングを使用して優しく除去しましょう。その際には、力の入れ過ぎ、除去のし過ぎに注意して!

 

(2)1日2回の保湿習慣

顔のスキンケアと同じタイミングで、朝晩2回の保湿がおすすめです。顔のお手入れの最後に、足裏に保湿クリームを塗る習慣をつけましょう!

 

(3)マッサージ

たっぷりの保湿クリームを手に取り、優しく足全体になじませます。足裏にすり込むようになじませ、ツボが集中する土踏まずを揉み込みます。足の指を1本ずつストレッチして、くるぶし部分もくるくる円を描きながらマッサージ。

夏はすぐにやってきます。そう、今が「つるつるかかと」を作るチャンス! 足先にまで気を配れる、ステキな女性になりましょう。

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【参考】
※東條汀留著(2011)『もうネイルアートには頼らない! 大人の上品美爪塾』(講談社)

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