エラ張りに悩んでいる多くの方の場合、発達しすぎた「頬の筋肉(咬筋)」が、こりによってエラのように大きくなることが原因として挙げられます。咬筋のケアをすることで、かなりの変化を期待することができます。
輪郭美容家の筆者が、エラ張り大顔の対策法をご紹介します。希望を持って日々のケアにとり組み、シャープなフェイスラインを目指しましょう。
■意識して!エラ張り大顔の対策法
猫背を正す
猫背はラクなようですが、頭を支えるために首回りに大きく負担がかかる姿勢です。また、猫背が習慣になると、あごが前に出やすくなってしまいます。
この姿勢を続けていると、正面から見て四角いフェイスラインになる場合があります。あごを引いて姿勢を正すことが、脱エラ張りの近道です。
食いしばりをゆるめる
心の緊張が、食いしばりの引き金になっている場合がよくあります。食いしばりに気がついた時に、リラックスや気持ちの切り替えをして、奥歯の緊張をゆるめましょう。
食いしばりがクセになっている方は、咬筋ストレッチがおすすめです。大きく口を開けて、10秒間キープしましょう。
寝ている時に食いしばりをしていると感じたら、朝起きた時に咬筋ストレッチを行ってみてください。昼間は、トイレなどの人目につかないところで行うと、奥歯の力をゆるめることができます。
※顎関節症の方などは、無理をして行ないようにしてください。
「咬筋」の張りを手でゆるめる方法
手をジャンケンのグーをするように握り、指の第二関節を耳の下あたりの張っているエラ部分にあてます。そして、タテタテ・ヨコヨコと手を動かしてみてください。
少しゴリゴリとした感覚があると思います。イタ気持ちいくらいの力で行いましょう。痛みが少し強い部分があれば、そこで静止して10秒キープしてください。じんわりとほぐしている感覚を感じたら、パッと手をはなします。
そうすると、先ほどよりエラ張り部分の咬筋がやわらかくなったのを感じると思います。
エラ張りは、姿勢や首や肩のこりが原因となっている場合があります。姿勢を改め、こりを改善して、ほんとうの輪郭を目指してみてくださいね。
(輪郭美容家/美容整体師 及川ゆりか
美容整体16年の施術経験をもとに、生涯自分の筋肉を蘇らせ若さを保つ美容法を伝える。東京広尾のプライベートサロン美容整体ルピナスにて、すぐ変わる小顔矯正やボディ矯正、マタニティや産後の矯正も人気。)
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