大人の女性は、疲れていないことが美しさの基本です。ミニマムリッチコンサルタントの筆者が、疲れを感じさせないエレガントな女性達の美常識をお伝えします。

■先端にこそ気を遣う

「エレガンスは、端（はし）に宿る」といわれています。エレガントな人は、先端である手や指、髪、そして靴が美しいのです。

端は目から一番遠いところですので、そこまで手入れが行き届いているということは他の部分も美しいと思わせ、品格をも感じさせます。エレガントな人は疲れている時ほど、端の手入れを入念に行います。

■スキマ時間で整理整頓

家のなかだけではなく、ちょっとしたスキマ時間にバッグや財布、ポーチの中などの整理整頓が習慣となっています。

「疲れているから整理整頓ができないのか」「整理整頓ができていないから疲れるのか」ということは卵が先か鶏が先かという話になってしまいますが、疲れている時こそ整理整頓をすることでリセットのスイッチが入り、普段のリズムが戻ってくるのです。

■寝ていたい時ほどエクササイズ

今日は疲れたから一日中寝ていたいという休日でも、ランニングをしたりジムで汗を流したりしています。

疲れたからといって動かずにダラダラとスマホを見続けていても疲れを解消することができず、明日に持ち越してしまうことが多いからです。

■腹八分目あたりまえ

エレガントな人は、たとえ食べ放題のビュッフェでも腹八分目で止めておくことがあたりまえです。食べ過ぎないことは、心身を健康に保ちます。

この二割の余白や余裕が、エレガンスの原点だと知っています。

どんなに美しくメイクをしても流行のファッションを身にまとっていても、疲れた印象はマイナスのイメージにしかなりません。日々の疲れを上手にリリースして、真のエレガンスを目指しましょう。

※ミニマムリッチ＝「上質なものを少しだけ」の意味です。日常の中での意識を少し上質に変えるだけで豊かになれます。

（ミニマムリッチコンサルタント　横田　真由子）

 

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