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カサカサ肌にオイル美容!バームとオイルの使い分け方法

美容研究家
遠藤幸子

プロフィール画像(遠藤さん)

乾燥が気になる季節は、いつものスキンケアにオイルをプラスして保湿しているという人が多いかもしれません。しかし、オイルといっても種類は豊富にあり、何をどのように使えばいいのか悩んでいる人もいるのではないでしょうか。

アンチエイジングアドバイザーの筆者が、バーム(固形状オイル)と液状のオイルを使い分けて行う乾燥対策をご紹介します。

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■自由にカスタム!「液状オイル」の乾燥対策3つ

2種類のオイルのうち、肌により浸透しやすいのは液状オイルであると言われています。そのワケは、分子が小さいことに関係しているようです。

1.クリームやファンデに混ぜてもOK!

分子の小ささを活かした液状オイルは、ブースターとしてスキンケアのはじめに使用できるほか、クリームやファンデに混ぜるのもおすすめ。肌がしっとりと潤うだけでなく、しなやかになる効果を期待できるでしょう。

2.液状オイルのカスタマイズ法

液状オイルの最大の魅力は、自分流にカスタマイズして使用することができること。肌悩みに合った美容成分の原液などと混ぜて美容液として使用したり、精油と混ぜてその香りを楽しむだけでなく効能を利用するのもいいでしょう。

・乾燥肌にはセラミドを混ぜて
秋冬になると特に気になってくるのが、肌の乾燥。そんな肌悩みの方は、オイルにセラミドを混ぜるのがおすすめです。セラミドは水溶性ではないため、オイルとなじみやすい傾向にあります。

・肌悩み別!おすすめ精油×オイルの組み合わせ
肌のハリやツヤアップなど皮膚の若返りを求めるなら、「フランキンセンス」や「パルマローザ」を。シミやくすみを解消したいなら、「ゼラニウム」や「ローズウッド」を。大人ニキビを解消したいなら「ティーツリー」や「ラベンダー」といった精油をオイルに混ぜるのがおすすめ。なお、精油の使用量はオイルの0.5%程度を目安にしましょう。

■バームを使うなら「仕上げ」がポイント

一方、バーム(固形状オイル)は分子が大きいため、肌への浸透力は液状オイルに劣ると言われています。ですが、効果を発揮すするタイミングも。それは、スキンケアの最後。肌を乾燥から守る、包帯のような役割を果たしてくれます。

「オイル」とひとくくりにしてしまいがちですが、形状やテクスチャー、使い方を変えることで、より高い美容効果を得ることができるはず。お手持ちのオイルに合った使い方で、乾燥に負けない美肌を育まれてはいかがでしょうか。

(アンチエイジングアドバイザー 遠藤幸子
エイジング美容研究家として雑誌やラジオ、企業のインフォマーシャルに出演。ウェブ、雑誌等でコラムを執筆するほか、コスメブランドの広告も手掛ける。できるだけナチュラルな方法でできるアンチエイジング法を日々模索。豊富な自己体験を元に情報を発信中。)

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【参考】
※和田文緒著(2008)『いちばん詳しくて、わかりやすい!アロマテラピーの教科書』(新星出版社)

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