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豚汁は40・50代の美容食?エイジングケア効果を高める食べ方

国際薬膳調理師
倉口ゆうみ

「エイジングケア」は、つやプラ世代の皆さまが気になるキーワードですよね。美と健康のために普段の食事に気を遣っていると思いますが、日々さまざまなレシピを探したりするのは手間がかかるので、「なるべく簡単で栄養がしっかりとれたらいい」というのが本音ではないでしょうか。

豚汁

実は、皆さまがよく知っているレシピでエイジングケアができます。その1つが「豚汁」。

ずぼらだけど薬膳のプロである筆者が、つやプラ世代に豚汁がおすすめな理由と、豚汁にちょい足しするとさらに効果アップが狙える食材をご紹介します。

■「豚汁」をつやプラ世代におすすめする理由

野菜も肉もとれて身体を温めてくれる「豚汁」は、薬膳の世界の目線ではつやプラ世代にこそ必要な栄養が詰まっています。

薬膳の世界では40代〜50代の女性に必要な栄養は「腎(じん)を労わる食材」「血(けつ)を補う食材」「身体を温める食材」の3つだと考えます。豚汁には、この3つの栄養がつまっています。

腎を労わる食材

別名アンチエイジングの臓腑の「腎」。28歳をピークに35歳、42歳とゆるやかに機能が衰えていくため、腎を労わる食材が必要になります。

豚汁に入っている「豚肉」「ごぼう」「味噌」は腎を労わる食材です。

血を補う食材

髪や肌の老化は血不足によるものが多いです。つやプラ世代は血が減りやすいので、血を補う食材が必要です。

豚汁の具材である「豚肉」と「にんじん」は血を補い、「たまねぎ」は血をスムーズに流します

温める食材

腎は冷えることで働きが弱まる傾向にあります。加齢によって身体を温める機能が落ちますが、冷えることで血の巡りが悪くなり肌の調子が傾く場合があります。肩こり、頭痛などの不調も感じやすくなるので、身体を温める食材をとり入れましょう。

味噌自体にからだを温める作用が期待できるだけでなく、豚汁の具材である「玉ねぎ(ねぎ)」や、トッピングに使う「七味唐辛子」も身体を温めてくれます

■豚汁にちょい足し!さらにエイジングケアを高める組み合わせ3つ

せっかく豚汁をいただくのであれば、より効果アップを狙える食材をちょい足ししましょう。筆者のおすすめは以下の3つです。

(1)酒かす

身体を温め、血の巡りを良くする「酒かす」。身体が冷えやすい方は、ぜひ隠し味に入れてみてください。

味噌を溶く時に一緒に入れるといいでしょう。大さじ1くらいが目安です。少し酒かすを入れるだけで味わいに奥行きが出るので、筆者はいつも隠し味に入れています。

(2)黒すりゴマ&白すりゴマ

すりゴマをトッピングしていただきましょう。

「黒ゴマ」は腎の働きを高め「白ゴマ」は身体にうるおいをもたらすので、ほてりや乾燥を感じやすい方におすすめです。

(3)生姜

豚肉を炒める時に、みじん切りにした「生姜」も一緒に炒めましょう。

生姜と豚肉の組み合わせは、腎の働きがアップする組み合わせです。後入れではなく、先に豚肉と一緒に炒めることがポイントです。

馴染みのある「豚汁」に、こんなに嬉しい効能が期待できるのは嬉しいですよね。作り方も簡単ですし、”煮る”という調理法は胃腸に負担をかけることがないので、その点もおすすめのポイントとなります。ちょい足しを楽しみながら、豚汁を日々の生活にとり入れてみてくださいね。

(薬膳ライフバランスプランナー/国際薬膳調理師/コラムニスト 倉口 ゆうみ)

 

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【参考】
※日本中医食養学会/著(2006年)『現代の食卓に生かす食物性味表 改訂2版』燎原書店※栗原毅・中山貴弘・陳志清・菅沼栄・楊暁波/監修(2016年)『漢方・中医学がわかる本』宝島社

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