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大葉で夏老け対策!かしこい食べ方&美味しさ長持ちの保存法

インナービューティー料理研究家
國塩亜矢子

栄養価の高い旬の食材「大葉」。”青じそ”とも呼ばれる和ハーブです。さわやかな香りと清涼感は、蒸し暑い夏にぴったりですね。大葉には、アンチエイジングに嬉しい栄養がおどろくほどぎゅっとつまっています。

大葉

インナービューティー料理研究家の筆者が、大葉のかしこい食べ方と保存方法をご紹介します。毎日の料理にちょい足しして、身体の内側からキレイを目指しませんか?

■夏老け予防に「大葉」が役立つ理由3つ

(1)アンチエイジングをサポート

大葉には「β-カロテン(体内でビタミンAに変換される)」が豊富です。抗酸化力が非常に高く、この時期は真夏並みの紫外線が降り注ぐ日も多いので早めの紫外線ケアのためにも毎日とりたい栄養素です。

β-カロテンは油脂類との相性がいいため、炒め物などの油調理や良質なオイルをそえていただくと身体への吸収率が高まります。

(2)強い骨格や健やかな爪の維持に役立つ

大葉には丈夫な骨格や爪・歯などの形成にかかわる「カルシウム」も豊富に含まれています。20〜30代の女性は妊娠・出産によりカルシウムが不足しやすくなります。また、40~50代の女性は将来の骨粗しょう症対策のためにもカルシウムが特に必要です。

つややかで丈夫な爪を作るためにも欠かせません。ネイルを頻繁に変える方は特に意識したいですね。

カルシウムはキノコ類に豊富な「ビタミンD」と合わさることで吸収率が高まります。上手に組み合わせて調理しましょう。

(3)腸内環境を整える

腸活に欠かせない「食物繊維」も豊富な大葉。急に暑くなったかと思えば梅雨空で冷え込んだりと、梅雨明けまでは気温の変動から身体に負担もかかりやすく、体内リズム・腸内環境も乱れがちです。

たっぷりの食物繊維で腸内環境を整えることは、エイジングケアのためにも不可欠です。

■大葉の保存方法

大葉は乾燥しやすく、鮮度が落ちると香りも飛びやすいので保管には注意が必要です。

しっとり湿らせたキッチンペーパーで葉全体を密封するように包み、さらにラップをして野菜室で保存すると長持ちしますよ。5日前後を目安に使い切ることがおすすめです。

■おすすめの大葉の食べ方

・細切りにして納豆に入れる

・細かく刻んで卵焼きに入れる

・細切りにして冷ややっこにトッピングする

・みそ汁にトッピングする

・細かく刻んでハンバーグやミートボールに刻んで入れる

・お刺身や焼き魚にそえ、魚の身に巻いていただく

このように、いつも作っているメニューに加えるのだけで一気に夏らしくさわやかな味わいになります。納豆やみそ汁に加える際、香り高いごま油を少量加えて混ぜることで、β-カロテンの吸収率を高めることができます。風味がアップすると、蒸し暑い季節でも食欲が沸きますよ。

旬の食材を日々の食卓に加えて楽しみ、身体の内側から美しくエイジングケアを叶えましょう!

(インナービューティー料理研究家 フードコーディネーター 國塩 亜矢子)

 

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【参考】
※吉田企世子・松田早苗/監修(2016年)『あたらしい栄養学』高橋書店※上西一弘/著(2016年)『栄養素の通になる』女子栄養大学出版部※板木利隆/監修(2008年)『からだにおいしい 野菜の便利帳』高橋書店※吉田企世子/監修(2016年)『旬の野菜の栄養辞典』エクスナレッジ※蒲池桂子/監修(2010年)『美肌美人栄養学』エクスナレッジ※伊達友美/著(2010年)『食べる美女肌セラピー』エクスナレッジ

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