食事の制限や運動、マッサージやエステなど、ダイエットにはたゆまぬ努力が必要ですよね。しかしダイエットを本当に成功させるためには、実はもっと大切なことがあります。それは「想像力を行動力につなげる」ということ。ホリスティックビューティインストラクターの筆者が、その秘訣をご紹介します。
■ステップ1:痩せたときの「メリット」を書き出す
痩せたいと願うなら、まずは自分が痩せたときのことを想像してみましょう。そして、痩せるための努力がもたらすメリットや、効果を箇条書きにしてみましょう。すると、なぜ痩せたいのかという理由が明確になり、目標に突き進む強い気持ちが生まれるはずです。憧れの服を着ている自分を想像する、もしくは実際にその服を見えるところに掛けておくのもいいでしょう。
■ステップ2:痩せなかったときの「デメリット」を書き出す
次は上記の逆、つまり「痩せることができなかった」ときのデメリットを想像して書き出します。おしゃれができない→好きな人にアタックできない、など具体的なストーリーがあると、よりベターです。最終的に「これだけは避けたい」というものが明確になり、そのための努力が惜しくなくなります。
■ステップ3:メリットのために「何ができるのか」を書き出す
それでは、痩せたときのメリットを踏まえて、まず自分には何ができるのかを書き出しましょう。「運動する」などといった抽象的なことではなく、「毎朝腕立て10回」など、習慣にしても厳しくない程度にすることがポイント。たくさん書き出しておけば、何かひとつ続かなくてもこのストックから新たなことを始められますね。
■ステップ4:「いつ」行動するのかを決める
やるべきことを書き出したら、次にそれをいつ行うのかを決めます。例えば「腕立て10回を毎朝8時から」「入浴時にマッサージ」など。行動に伴って時間を作る努力も大切です。今日は無理かも、と思ったら痩せた時のメリットと痩せなかった時のデメリットを思い出して、できる限り実践を試みましょう。いつかそれが習慣になって苦ではなくなります。
ダイエットとは「ヤセる生活習慣を身につけること」。大きな変化を起こすより、小さな変化を続けて起こしていくことが重要なのです。ぜひ参考にしてみてくださいね。
(ホリスティックビューティインストラクターEriko)