年齢を重ねると気になってくるのが、首まわりのたるみではないでしょうか？ 体重はあまり変わっていないのに、「なぜか首まわりがたるんで二重あごが目立つようになってしまった」という方も非常に多いと思います。
なぜ、体重が変わらないのに首まわりがたるんでしまうのでしょうか？
女性の体型改善の専門家であるパーソナルトレーナーの筆者が、二重あごになってしまう原因の解説と、それをスッキリさせるためのストレッチのやり方を紹介します。
■姿勢が悪くなると二重あごが目立つ
二重あごが目立つ原因は、脂肪の増加もありますが、ずっと首まわりの筋肉が固まってしまうことも大きな原因となります。
首まわりの筋肉がデスクワークなどで動かされずに悪い姿勢でいると、負担がかかり続けて、首周辺の筋肉がまとめて硬くなってしまいます。
硬くなった筋肉は骨の並びをずらして、ストレートネックなど悪い姿勢に変化させます。
そして姿勢が悪くなった結果として、脂肪が目立ち、首元のたるみが目立ち、二重あごとなってしまうのです。
特に、このあたりの筋肉は首・肩こりと関係が深く、ガチガチに固まってしまうことで同時に首・肩こりも発生します。
ですから、首・肩まわりの調子が悪い方は、首元がたるんでしまっている可能性が高いです。
これを解消するためには、首まわりのストレッチを行い、筋肉を柔らかくしていく必要があるのです。
■首の横側のストレッチのやり方
特に硬くなりやすい首の横側のストレッチを紹介していきます。
（1）右手を背中に回して、左手でつかみます。
（2）首を左に倒して、30秒間キープします。
（3）反対側も同様に行いましょう。
さまざまな仕事をしているときに、首を左右にひんぱんに動かすことはあまりありませんね。首の横側はとても硬くなりやすく、こりが発生しやすい部分です。ですから、合間を縫ってひんぱんにストレッチを行い、硬くなるのを予防して、首元をスッキリさせましょう。
（パーソナルトレーナー 藤本 千晶）
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