「上半身がなんだか太って見える」というお悩みはありませんか? つやプラ世代になると、上半身にメリハリがなくなって太って見えがちです。
ヨガインストラクターである筆者が、上半身が太って見える原因と痩せ見えに必要なこと、そして上半身の痩せ見えに効果的なエクササイズをご紹介します。
■上半身が太って見える原因のひとつが「デコルテ」
上半身が痩せているかどうかを左右するのが、デコルテ。デコルテまわりの筋肉が凝り固まると、むくみによって太って見えるんです。
例えばデスクワークや立ちっぱなしなど、長時間同じ姿勢でいることが多い方は要注意!
筋肉には本来伸縮性がありますが、凝り固まってしまうと血液やリンパの流れが悪化します。これによって余分な水分や老廃物がたまってむくみの原因に。
デコルテは、顔から近く他人からも見られることの多い部位のため、すっきりと見せる必要があります。
■痩せ見えするためには「デコルテ」のケア&筋トレを
上半身をすっきりと見せるためには、デコルテまわりのむくみを改善することと、筋肉を鍛えることが大切です。
効率よく痩せ見えするためには、最初にデコルテまわりをマッサージするのがポイント。凝り固まった筋肉をほぐしておくと筋肉がうまく動かしやすくなり、さらにリンパや血流の流れも良くなって代謝UPに!
今回ご紹介するエクササイズでも、最初にデコルテまわりの筋肉をほぐしてから筋肉を鍛える動きに入っていくので、ぜひ参考にしてくださいね。
■痩せ見えのために!デコルテをすっきりさせるエクサ
(1)デコルテのマッサージ
手をグーにして鎖骨上に当て、端から端まで揉んでいきます。力加減は心地いい程度にして、左右に小刻みに揺らしながらマッサージしましょう。
鎖骨下も、同じように内側から外に向かって揉んでいきます。
右側が終わったら左側と、反対側も同じことを繰り返しましょう。
(2)腕を胸の高さで開閉する(動き60秒/休憩10秒)
肘を曲げて、胸の高さで腕を揃えます。
その高さをキープしたまま、腕をリズムカルに開閉します。
腕を開く時に耳の横、または耳の後ろまで腕がいくと、デコルテ周りの筋力強化に効果的です。また、肩甲骨周りもほぐれるので、姿勢改善も期待できます。
この動きを60秒繰り返したら、10秒休憩してください。
(3)胸の高さで肘だけ開閉する(動き60秒)
腕を胸の高さでキープしたまま、肘だけを開閉します。
背中が丸くならないように、胸を開いて肩甲骨を中心に寄せるイメージで行いましょう。肘が床と平行になるところまで開くと、デコルテ周りの筋肉強化に効果的です。
60秒繰り返したら終了! ここまでで1セットです。
何セットか繰り返す場合には、間に休憩を10秒を挟みながら行ってくださいね。
時間がなくて全部できないときは、できる範囲で構いません。ご自身のリズムに合わせて、習慣にしてくださいね。
(ヘアメイク/美容講師/美容ユーチューバー/ライター/美容師/メディカル美容矯正士/コスメ薬事法管理者 mayu3)
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