痩せられない原因に、日常の食べ方に「太りグセ」を持っていることがあります。これは長年の習慣になっている場合が多く、無意識のうちに太る行動を選んでしまうために、ダイエットがなかなかうまくいかないのです。
20kgのメガ・ダイエットに成功したウエルネス&ビューティーライターの筆者が、ついやりがちな食の太りグセと、その代替案や改善策をご紹介します。
■やめれば痩せられる!?ついやりがちな食の太りグセと改善法6つ
(1)甘い飲み物を習慣的に飲んでいる
コーヒーや紅茶にはいつも砂糖を入れるほか、コーラやジュースといった甘い飲み物を飲むことが習慣になっていると、どれだけ食事を節制していても糖分のとり過ぎになってしまいます。
まずは無糖の飲み物に慣れていきましょう。無糖のお茶や炭酸水が美味しいと感じはじめたら、痩せ体質へと一歩前進です。
その上でどうしても甘いものが飲みたいというときには、コーヒーや紅茶に、はちみつやメープルシロップを加えて飲むのがおすすめ。各種のミネラルも豊富です。
(2)空腹だからと、一気に料理を食べはじめる
太りやすい人にありがちなのが、お腹が空いている場合、いきなり一気に料理を食べはじめてしまうことです。
まずは温かいお茶か汁物を飲み、いったん落ち着いたところで食事をスタートさせましょう。
その際もしっかりとよく噛んでいただきましょう。これだけで満腹感が早く感じられ、食事の量が減ります。
また、食事はお腹をいっぱいにすることよりも、その雰囲気や会話を楽しむことに重きをおくようにしましょう。
(3)外食が1日に2回以上
忙しくて外食が多くなる人の場合も、外食は1日に一度までとし、2回以上はしないようにしましょう。
外食はどうしても炭水化物や脂質が多くなりがちで、ビタミンやミネラルがとりにくくなります。夕食が外食になる場合は、ランチは家から持参するなど、工夫してみてください。
(4)ラーメン、丼物など「単品好き」!
太りやすい人の傾向に「単品好き」ということがあります。ラーメンやうどん、パスタやカレーや丼ものといった単品で食事を済ませてしまうと、使われている食材が少ないために満足感が長続きせず、すぐに間食がしたくなるといった弊害があります。
数種の小鉢や汁物が添えられている定食を選び、さまざまな食材をゆっくり楽しんでいただきましょう。
(5)お腹が空いていないときもつい食べる
太りグセの最たるものに、「お腹が空いていないときでも食べてしまう」ことがあります。気分で食べることはやめて、食事は本当に空腹感を覚えたときにだけするようにしましょう。
「空腹ではないけれど、何かが食べたい」というときには、まず水かお茶を飲んでみてください。
「それでも、やはり何か食べたい」というときには、ナッツやチーズなど、良質のオイルやたんぱく質が取れるものを、よく噛んで少量いただくようにしましょう。
(6)食後にデザートをとるのが習慣
食後には必ず甘いものをデザートとして食べるという習慣も、太りグセのひとつです。
食後はお好みのお茶をゆっくりと飲むことで切り上げたいものです。
どうしても最後に何か甘いもので終わらせたいときは、ドライフルーツを数粒、ハイカカオのチョコレートをひとかけ程度で済ませましょう。
太りグセは、気づきと心掛けで、案外すぐにやめられるものです。今日からきっぱり意識を変えて、高速でなりたいからだへ近づいていってくださいね。
(ウエルネス&ビューティーライター ユウコ)
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【参考】
※はちみつ – わかさ生活
※カカオ – わかさ生活