気温があがり、スカートやワンピースなどで足を出すことが多くなる季節になりました。適度に引き締まったふくらはぎは、見かけがかっこいいだけでなく、「むくみにくい足」でもあることをご存知ですか?
40・50代の悩みのひとつが、夏に足がむくみやすいことです。
夏は蒸し暑いので、水分の摂取が増え、冷房が効いたお部屋のなかで過ごすため、気が付かないうちに「冷え」をため込みがち。冷えると血液循環も悪くなるので、むくみやすくなるのです。
むくみを根本的に改善するなら、冷え対策に加え、「筋肉量をアップ」することが大切です!
アラフィフ・フィットネス美トレーナーの筆者が、むくみを改善して引き締まったふくらはぎになる簡単エクササイズをご紹介します。
■気を付けて!その足のむくみ、放っておかないで
足は心臓より低い位置にあるので、足まで流れていった血液を心臓に戻すには、「ふくらはぎの筋肉」がポンプの役割を果たして、血液を押し戻さなければなりません。
「乳縛り」のようなイメージなので、ふくらはぎの筋肉の緊張と弛緩のくりかえしを、「ミルキングアクション」といったりもします。
ふくらはぎの筋力が弱いと血液を戻す力(ポンプ作用)も弱いため、血液循環が悪くなり、皮膚の下に水分が過剰にしみ出してたまりやすくなります。
これが、いわゆる「むくみ」になります。
女性は男性よりも筋力が弱く、筋量も少ないのは皆さんもご存知だと思います。もちろん足の筋肉も同じなので、男性よりも女性の方がむくみやすい傾向にあります。
このまま放置すると皆さんもよく耳にする「セルライト」という脂肪になり、しかもセルライトになると取れにくくなります。むくみを放置して「セルライト」になってしまう前に、セルフケアをしましょう!
■引き締まったふくらはぎになる簡単エクササイズ
つま先立ちになってもバランスが取れるように、壁に手をついたり、椅子の背もたれ等を触れる場所でおこないましょう。
(1)足を腰幅に開き、膝とつま先は前に向けましょう。
(2)息をすって吐きながら、踵を上げてつま先立ちになります。
この時に腰が反らないように、お腹に力を入れておきましょう。
(3)息を吸いながら、踵を降ろします。
(4)(2)〜(3)を10〜15回×3セットおこないましょう。
つま先立ちになった時に、ふくらはぎを意識して、ついでにお尻にも力を入れると、お尻にも効いて一石二鳥ですよ! 動画を見ながら一緒におこなってみてくださいね。
引き締まったふくらはぎは、見かけがかっこいいだけでなく、むくみ知らずな足を作ってくれます。おうちや、オフィスでも電車の吊革につかまりながらでもできるので、気が付いた時にぜひ気軽におこなってみてくださいね。「健康美は一日にしてならず」。普段の小さな積み重ねが大切ですよ!
(フィットネス美トレーナー MIKA)
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