「冬は基礎代謝が上がり痩せやすくなるので、ダイエットには最適な季節!」と聞いたことがあるのではないでしょうか?
しかし、実際は外が寒くなり暗くなるのも早いので、出るのもおっくうで運動しづらくなりますよね。
そんな冬だからこそおすすめの、痩せたいなら習慣にしてほしいことがあります。
女性の体型改善専門パーソナルトレーナーの筆者が、冬だからこそやりたい痩せ習慣を3つ紹介します。
■冬だからこそやりたい痩せ習慣3つ
(1)お鍋にお肉かお魚を加えて食べる
お鍋は、ダイエットのために冬に習慣にしてほしい定番メニューです。
低カロリー・高タンパク質でお野菜がいっぱい食べられるのがお鍋のメリット。白菜やねぎなどのお野菜をたくさんとれる上、お豆腐や鶏肉・豚肉・たら・牡蠣などを入れることで高タンパク質にすることができます。
美しい体型を作る上で大切なのが、タンパク質を中心に栄養バランスよく食べること。タンパク質は筋肉を保つことにつながる上に、お肌や髪の毛のコンディションを保ちやすくしてくれます。
またお野菜も、食物繊維をとることで腸の調子を整えてくれますし、ビタミン・ミネラルを摂取することで健康的な体をサポートしてくれます。
しかもさまざまな味のバリエーションがあり、鍋つゆを作って食材を煮るだけで簡単に作ることができます。鍋つゆを作ることも大変なときは、スーパーでお好みの鍋つゆを買ってくれば手間なしで作ることができます。
ダイエット向きの食事を作るとあまりいい顔をされないご家族も、お鍋であれば好んで食べてくれることも嬉しいポイント。
積極的にお鍋を取り入れて、美しい体型作りを進めましょう。
(2)立って行うエクササイズをする
座ってじっとしがちな冬だからこそ、立って行うエクササイズがおすすめです。
そもそも、座りっぱなしは体に悪影響。同じ姿勢で座り続けることで筋肉が固くなり、筋肉量も低下。そこから姿勢も悪化し、体重が増えなくても太って見える体型に変化してしまいます。
それを防ぐためには、立ち上がって簡単なエクササイズを行うことです。筋肉が固くなることを防ぎ、筋肉量を増やし、姿勢悪化防止につなげることができます。
しかも立って行うエクササイズは全身の筋肉を同時に使うエクササイズが多く、とても効率よく鍛えることができるのです。
座ったり寝っ転がって行ったりするエクササイズも効果はありますが、より効率性が高いのは立って行うエクササイズ。
仕事のちょっとしたスキマ時間や自宅で、立ち上がって簡単なエクササイズを行ってみましょう。
(3)お風呂に早く入る
「寒いから」となかなかお風呂場まで行く気にならず、入るのが遅くなってしまうことがあるのではないでしょうか?
しかし、睡眠直前の入浴は寝付きを悪くし、睡眠の質を悪化させ、太る原因になります。
そもそも睡眠は体型作りにとても大切。睡眠時間が足りない、あるいは睡眠の質が悪い場合は食欲が増加したり、脂肪が落ちずに筋肉が多く落ちたりします。
入浴は睡眠に良い効果を及ぼすと考えられていますが、それは適切な入浴時間で睡眠まで十分な時間をとったとき。睡眠直前に入浴すると体温が低下せずになかなか寝付くことが出来ず、睡眠の質を悪化させると考えられます。
これを防ぐためにはぬるま湯で10〜15分程度お風呂に入り、睡眠予定時刻の1時間半前にはお風呂から上がること。そうすることで十分に体温を低下させ、睡眠の質を上げることができます。
ご紹介した「冬ならでは」のダイエット法を習慣にして、寒く運動しづらい時期でも上手に食事や運動、睡眠をとって、効果的にダイエットを進めましょう。
(パーソナルトレーナー 藤本 千晶)
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【参考】
※睡眠不足が引き起こす体の症状とは?睡眠不足の解消方法についても解説 – サントリーウエルネス
※睡眠の質を上げることは成長ホルモンに◎ 眠りを深くする5つの習慣- 養命酒製造