年も明けて、「今年こそダイエットを成功させたい!」と考えている人も多いと思います。
ではダイエットを成功させるためには何をしたら良いのでしょうか?
女性の体型改善専門パーソナルトレーナーの筆者が、今年こそ必ずやせたい人が始めると良いことを3つ紹介します。
■今年こそ必ずやせたい人が始めると良いこと3つ
(1)ウォーキングなどの有酸素運動
痩せるために1月に始めることとしておすすめなのが、ウォーキングなどの有酸素運動です。
美味しいものがたくさん出てくる年末年始は、ついつい気が緩んで食べすぎてしまいがち。お正月が明けたときに体重計に乗ったら2kgくらい増えていてびっくりすることも少なくありません。
お正月太りで増えた体重の原因は脂肪でなく、むくみと胃腸の中の食べ物。これらをスムーズに排出することでスムーズに体重を落とすことが出来ます。
そのためにおすすめなのが、ウォーキングなどの軽く汗ばむ程度の有酸素運動。筋肉を何度も伸び縮みさせることで血流を増加させ、汗もかくことでむくみを押し出してくれます。
有酸素運動は体力を向上させることはもちろん、副交感神経に刺激を入れて体をリラックスしやすくしてくれたり、睡眠の質を改善し脂肪を燃焼しやすくしてくれます。
週2回・20分程度でも効果は出ますから、辛くなく軽く汗ばむ程度の有酸素運動を、この機会に始めてみましょう。
(2)食事の回数を決める
痩せるために効果的な習慣が、食事の回数を決めることです。
太ってしまう人の特徴は、食事のルールが決まっていないこと。「食べたいな」と思ったときに好きな物を食べるような食生活をしていると、体重はどんどん増えていきます。
これを防ぐためには食事を摂る回数を決めることが大切です。食事を摂る回数を決めることで、好きなときに好きな物を食べることはなくなります。
回数として数える食事は、朝・昼・晩の他に間食や夜食などで摂るサイコロチョコやあめ玉、そしてカフェオレなどのカロリーが含まれている飲み物も回数に数えるようにしましょう。
回数に決まりはありませんが、ほとんどの人は1日に2〜4回が適切な食事回数でしょう。
まずはルールを作って、痩せる習慣を身につけましょう。
(3)ベッドに入る時間を決める
痩せる習慣を身につけるためには、ベッドに入って眠る時間を決めましょう。
そもそも、睡眠は痩せるためには最も大事。睡眠不足になると食欲が増加し、食べることをおさえにくくなりますし、脂肪燃焼しにくくなります。
食欲を抑え、脂肪燃焼を促進するためには十分な睡眠時間が重要です。そのためには夜にダラダラ過ごさずに、寝る時間を決めてベッドに入ることが必要です。
睡眠時間を決めることで、お風呂や夜のエクササイズなどの行動を逆算して決めることができ、規則正しい生活習慣にしやすくなります。
40・50代に推奨される睡眠時間は7〜9時間。ですから7時間程度睡眠時間を確保できるように、ベッドに入る時間を決めて生活するようにしてみましょう。
ダイエットを成功させるためには、食事にルールを作ることはもちろん、健康的な生活習慣に変えていくことが大切です。健康的な生活習慣に変わることで、自然と美しい体型に整ってきます。無理な食事制限で頑張りすぎるのではなく、継続できる習慣を身につけて美しい体型を作っていきましょう。
(パーソナルトレーナー 藤本 千晶)
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【参考】
※正月太りの対策と解消法をプロトレーナーに聞いてみた。みんな何キロ増えた? – ORGO
※運動療法について – 八王子みなみ野心臓リハビリテーションクリニック
※Effects of the timing of exercise on the night sleep – NCBI
※痩せるための睡眠のとり方 – ボディアーキ・ジャパン
※How Much Sleep Do You Really Need? – National Sleep Foundation