冷えや血流の悪さなどからくる脚のむくみは、日常生活において多くの人が抱える悩みの一つです。
エステティシャン歴20年の筆者が、寝る前1分でむくみをとる脚マッサージをご紹介します。ぜひ試してみてください。
■脚のむくみの原因とは?
脚のむくみは、冷えや血行不良が原因とされています。
長時間の座り仕事や立ち仕事、運動不足などが、脚の血流を悪化させ、余分な水分や老廃物が滞留しやすくなります。
その結果、脚がむくんでしまうのです。
脚のむくみを放置すると、血管やリンパの働きが低下し、さらにむくみやすくなるだけでなく、肌荒れや疲労感、関節痛などの原因にもなります。
■寝る前1分!脚マッサージのやり方
脚のむくみ対策に、寝る前に1分間の簡単なマッサージを行い、リフレッシュしましょう!
以下で紹介するマッサージは、脚の指先からふくらはぎまでの部分を中心に、血液やリンパの流れを改善します。
むくみを改善し、脚をすっきりさせることができます。
では、具体的な方法をお伝えしましょう。
(1)脚の指先をひとつひとつ揉む
脚の指先は、全身の反射区と呼ばれる部分で、内臓や神経系などの機能に影響を与えます。
脚の指先をひとつひとつ丁寧に揉むことで、全身の血行が良くなり、むくみや冷えの改善につながります。
左右の脚の指先をそれぞれ10秒ずつ揉みましょう。
(2)脚の甲と裏を交互に押す
脚の甲と裏には、脚の筋肉や骨格に関係するツボが多くあります。
脚の甲と裏を交互に押すことで、脚の筋肉をほぐし、骨格の歪みを整えられるでしょう。
左右の脚の甲と裏をそれぞれ5回ずつ押してください。
特に脚のむくみや疲れを感じる場合は、脚裏のアーチ部分を重点的に刺激すると、血行が促進されます。
(3)脚首を回す
脚首は、脚の血液やリンパの流れを調整する重要な部分です。
脚首を回すことで、脚首の関節を柔らかくし、血液やリンパの流れをスムーズにします。
左右の脚首をそれぞれ10回ずつ内側と外側に回しましょう。
(4)ふくらはぎをさする
ふくらはぎは、脚のポンプと呼ばれる部分で、心臓から遠い位置にあるため、血液やリンパの流れが悪くなりやすいです。
ふくらはぎをさすることで、脚のポンプの働きを助け、血液やリンパの流れを促進します。
手のひらを使って、左右のふくらはぎをそれぞれ20回ずつ、脚首から膝裏に向かってさすりましょう。
最後に膝裏を指先でやさしく圧迫してください。
寝る前の1分を使って行う脚マッサージは、手軽でありながら、脚のむくみ対策に効果的です。毎日の習慣として取り入れることで、パツパツの脚がスッキリとした感触に変わり、快適な睡眠が期待できます。ぜひ習慣にして、健康的な生活を目指しましょう。
(エステティシャン・アロマ師 生出 和恵)
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