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正月太りをなかったことにする方法3つ

パーソナルトレーナー・オンラインダイエットコーチ
藤本千晶

年末年始に食べ過ぎてしまい、お正月明けの体重にショックを受けた……という経験がある人も多いと思います。

どうすれば、お正月太りをすぐに解消することができるのでしょうか?

正月太りをなかったことにする方法3つ

女性の体型改善専門パーソナルトレーナーの筆者が、お正月太りを解消するために効果的な方法について解説します。

■お正月太りの原因は脂肪ではなく「むくみ」

正月太りをなかったことにする方法3つ

お正月太りの原因は、むくみや、お正月に食べた食品が体内に残っていることです。脂肪ではありません。

脂肪を1kg増やすためには、摂取エネルギー量を消費エネルギー量よりも7,200kcalほど多く摂る必要があります。

成人女性が1日に必要なエネルギー量は、2,000kcal前後。これに7,200kcalを足した9,200kcalほど摂取すると、脂肪が1kg増える計算になります。

これはとても大変な食事量です。

どれくらい大変かというと、アメリカの大学トップレベルのバスケットボール選手たちの1日の平均摂取エネルギー量は約4,100kcal。つまり身長190cmを超え、毎日ハードな練習をしている大学バスケットボール選手たちの倍以上食べなければ、脂肪を1kg増やすことはできません。

このことからも、もしお正月の間に2〜3kg増えたとしても、脂肪の増加によるものではないということがわかるでしょう。

そのため、すぐに体重を落とすためには、むくみやお腹の中に残った飲食物を排出することが大切になるのです。

■お正月太りを速やかにもとに戻すために効果的な方法3つ

(1)すぐにいつもの生活習慣に戻す

正月太りをなかったことにする方法3つ

最も大切なことは、すぐにいつもの生活習慣に戻すことです。そうすれば自然と体重は元に戻ります。

脂肪と違って、むくみや胃腸に残った飲食物は、いつもの生活をしていればいずれ排出されます。ですから過剰に気にすることはありません。

一方で、なんとなくお正月の延長線上でお酒を飲んでしまったり、余計なものを食べてしまったり、運動をいつまでも休むなど、ダラダラとお正月の過ごし方を引っ張っていると、増えた分の体重は本当に脂肪になってしまい、落とすのに時間がかかります。

お正月休みと普段の生活。これをスッパリと切り替えることが、お正月太りを防ぐ最も効果的な方法です。

(2)適度な運動を行う

正月太りをなかったことにする方法3つ

増えてしまった体重を少しでも早く落として安心したいというなら、いつもより少しだけ運動を多く行いましょう。

運動をすることで汗をかき、筋肉が収縮し血流が良くなるため、体のむくみが排出されやすくなります。

運動する量はそれほど多くなくてOKです。20〜30分程度でじんわり汗をかく程度の有酸素運動などがおすすめです。

(3)おやつや主食を果物に変える

正月太りをなかったことにする方法3つ

おやつや主食を果物に変えることも効果的です。

果物に多く含まれるカリウムは、体内の余計な塩分を排出させる働きがあります。余計な塩分が排出されることによって、一緒に体内のむくみも外に出してくれると考えられます。

さらに、白米などよりも食物繊維が多く摂れるため、便通をサポートしてくれ、体内に残ってしまっている飲食物を排出することを助けてくれます。

お正月太りが気になったら、おやつや主食をバナナやキウイ、ミカンなどの果物に変えてみましょう。

お正月はどうしてもお酒もカロリーの高いものも食べ飲みする機会が増えてしまいます。それによって増えた体重は、お正月モードからの切り替えによってスムーズに戻すことができます。ダラダラとお正月気分を引きずらず、期限を決めてスパッと切り替えて、お正月太りを解消しましょう。

(パーソナルトレーナー 藤本 千晶)

 

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【参考】
「日本人の食事摂取基準(2020年版)」策定検討会報告書 – 厚生労働省
NCAA男性バスケ選手のシーズン前中後の栄養素摂取量、体組成、安静時代謝、呼吸商を比較した結果 – 日本スポーツ栄養協会

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