最近、運動不足で体重が増えてしまった……という方もいらっしゃると思います。1日も早く元の体重に戻したいという時は、夕食のとり方がポイントとなります。
今回は、ウエルネス&ビューティーライターの筆者が、夜に納豆を食べることで、ダイエットをスムーズにする方法をご紹介します。
■納豆は夜に食べるといいって本当!?
昨今、朝食の定番である納豆を夜に食べる方がいいのは、納豆のネバネバした部分に含まれているたんぱく質分解酵素、「ナットウキナーゼ」の働きのためです。
ナットウキナーゼが持つ血の固まりである血栓を溶かす作用は、食後10~12時間続きます。なので、寝ている間に血液はサラサラ、血流、代謝ともにアップし、むくみ防止にもつながります。ダイエットにもひと役買うというわけです。
■「夜納豆」と「糖質制限」の組み合わせがおすすめ
「夜納豆」を実践するにあたって、おすすめなのは同時に糖質制限も行うことです。
納豆は満足感も得られやすく、色々な野菜と組み合わせていただけば、かなりボリューム感のある一品ができます。納豆は必ずご飯と一緒に、という考えから離れてみてはいかがでしょうか。
■色々な調味料使いが決め手!飽きない「夜納豆」特選レシピ
飽きずに「夜納豆」を楽しむには、色々な調味料と合わせてみることがポイントです。ご紹介するレシピを、ぜひお試しください。
(1)香味野菜入り納豆ドレッシング
生野菜にも温野菜にも、茹で鶏や冷ややっこにもぴったりなドレッシングです。
材料(作りやすい分量)
・納豆 1パック
・黒酢 大さじ1
・醤油 大さじ1
・ごま油 小さじ1
・長ねぎ 5cm
・青じそ 10枚
・和がらし 適宜
・塩、こしょう 適宜
作り方
(1)納豆は、包丁で叩いてひきわりにしておきます。
(2)長ねぎはみじん切りに、青じそは千切りにそれぞれ切っておきます。
(3)黒酢、醤油、ごま油、和がらしを混ぜ合わせた中に(1)と(2)を加えてさらに混ぜ、塩、こしょうで味を調えて完成です。
(2)野菜たっぷり!納豆スパニッシュオムレツ
野菜はお好みでお好きなものを選んでください。このひと皿でお腹がいっぱいになります。
材料(2人分)
・納豆 1パック
・卵 2個
・玉ねぎ 1/4個
・トマト 1個
・ほうれん草 1/2束
・オリーブオイル 大さじ1
・ピザ用チーズ 20g
・塩、こしょう 適宜
作り方
(1)卵を割りほぐし、納豆とピザ用チーズ、塩、こしょうを加えて混ぜておきます。
(2)玉ねぎはみじん切りに、トマトはさいの目切りに、ほうれん草は3cm幅にそれぞれ切っておきます。
(3)フライパンにオリーブオイルを熱し、玉ねぎを加えて透き通るまで炒めます。
(4)(3)にトマトとほうれん草を加えてさらに炒めます。
(5)(4)に(1)を注いで弱火にかけ、フタをして10分ほど焼けば完成です。
(3)腸活にも◎韓国風納豆キムチサラダ
納豆とキムチの組み合わせは、ダブルで発酵食品がとれる最強コンビです。あっという間にできるサラダです。
材料(1人分)
・納豆 1パック
・乾燥カットわかめ お好きなだけ
・絹ごし豆腐 1/2丁
・ごま油 小さじ1
・韓国のり お好きなだけ
作り方
(1)乾燥カットわかめは水で戻し、よく水気を切っておきます。
(2)キムチ、納豆、ごま油を混ぜ合わせておきます。
(3)さいの目に切った絹ごし豆腐に(1)を乗せ、(2)を回しかけます。ちぎった韓国のりを散らして完成です。
(4)豚しゃぶの納豆&アボカド和え
とてもボリューミーで、豊富な「ビタミンB群」がダイエット疲れも癒してくれます。
材料(1人分)
・納豆 1パック
・しゃぶしゃぶ用豚肉 100g
・アボカド 1個
・オリーブオイル 小さじ1
・酢 小さじ1
・醤油 小さじ1
・すりごま 小さじ1
作り方
(1)納豆、オリーブオイル、酢、醤油、すりごまを混ぜ合わせておきます。
(2)しゃぶしゃぶ用豚肉は茹で、アボカドは皮をむいて食べやすい大きさに切っておきます。
(3)(2)を皿に盛り、(1)をかければ完成です。
どのレシピも材料はコンビニでも買えて、調理も手軽にできます。
値上げしたとはいえお財布にもやさしい納豆は、きれいに元気にダイエットするために、もっと活用したい食材です。色々工夫しながら、楽しくダイエットを進めてくださいね。
(ウエルネス&ビューティーライター ユウコ)
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【参考】
※【健康】 納豆「血サラサラ神話」の疑惑と真実 – 北陸健康センターアラピア
※ナットウキナーゼ – 日本ナットウキナーゼ協会
※ナットウキナーゼ – わかさ生活
※大豆 – わかさ生活