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下半身がスッキリ軽やかに!「だる重解消ストレッチ」

エクササイズディレクター
森和世

パーティーシーズンは、普段履き慣れないヒールを履く機会が増えるかもしれません。もしくは、座りっぱなしの会食で「お尻が硬くなる」「腰がガチガチ」という人も多いと思います。

下半身がスッキリ軽やかに!「だる重解消ストレッチ」

YOGAエクササイズディレクターの筆者が、腰周りのだるさと太ももの張りを解消する簡単ストレッチをご紹介します。寝る前の習慣にして良質な睡眠をとり、多忙な師走を乗り切ってください。

■下半身のだるさ解消

ご紹介するストレッチはハムストリングスをほぐしますが、通常のがっせきを組むよりもかかとの位置を少し前に置くことがポイントです。なぜなら、ハムストリングスの硬さや強張りは、意外と外くるぶしの疲労が原因という場合もあるからです。

理由は、足首の動きが悪くなるとバランスをとるために防御作用が働き、ハムストリングスで支えようとして力が入るからです。つまり、外出する機会が増えるこの時期は、足首やくるぶしも疲れる時期なので、ハムストリングスまで負担がかかります。

このコリや疲労を解消しないでおくと、「冷え→むくみ→体脂肪がつく→セルライトがつく」という負の連鎖が始まります。

くるぶしのストレッチもできる

今回ご紹介するストレッチは、かかとの位置が前なのでくるぶしもストレッチできます。

実践する時に、「くるぶしやスネが痛い」と思われたら、タオルを敷くなどの調整してください。

期待できる効果

・股関節、ヒップラインの柔軟性アップ

・下半身のむくみや冷えなどの改善効果

注意する点

股関節、ひざを痛めている人は、無理のないように実践してください。

実践回数&期間

足のむくみや疲れが気になる時や、週に3回ほどを目安にチャレンジしてください。下半身がスッキリした感覚を味わえるはずです。

「下半身ストレッチ」のやり方

床に体育座りのように座り、両ひざを開いて両手を床につけます。この時、両ひざの間は、ひし形になるようなイメージで、かかとからお尻まで約50cmほどはなします

(1)床に体育座りのように座り、両ひざを開いて両手を床につけます。この時、両ひざの間は、ひし形になるようなイメージで、かかとからお尻まで約50cmほどはなします。

1度大きく息を吸いながら、背骨を伸ばします。息を吐きながら両手を前に歩かせて、上体を倒し前屈を深めます。「太ももが痛い」と思ったら、かかとをお尻の方に近づけて痛みで身体が緊張しないように調整してください

(2)1度大きく息を吸いながら、背骨を伸ばします。息を吐きながら両手を前に歩かせて、上体を倒し前屈を深めます。「太ももが痛い」と思ったら、かかとをお尻の方に近づけて痛みで身体が緊張しないように調整してください。

そのまま10呼吸ほど繰り返しましょう。

いかがですか? 太ももの外側は意外と疲れが溜まりやすい部位なので、ヒールを履いた日の夜に実践して、スッキリした足をキープしてみてください。

(株式会社ボディクエスト YOGAエクササイズディレクター 森和世
ボディクエストのエクササイズディレクターとしてワークアウト開発に携わると同時に、YOGAスタジオやスポーツクラブなどで指導にあたる。著書に「ふたりストレッチ」「幸せ美人になるための5日間レッスン」など。)

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